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プリザーブドフラワー教室を開業するために必要な7つの準備

プリザーブドフラワーの資格を取得した後は講師として教室を開業することも可能です。 自分が経営者になって、好きなことで生活できるなんて夢のようですよね。しかし、教室を開業する前には準備すべきことが色々あります。そこで、今回はプリザーブドフラワーの教室を開くために準備しておきたい7つのことについてご紹介します。

1.教室の場所を決める

プリザーブドフラワーの教室を開くためには場所が必要です。自宅を使う場合と物件を借りるあるいは建てる場合の2パターンが考えられます。 自宅のほうが通勤する手間もなく、手っ取り早く開業できますが、場所が問題です。プリザーブドフラワーを習いたいという人がいない地域では生徒さんが集まらないし、駅から通い、駐車場がないといった通いづらい場所にはなかなか生徒さんが来てくれません。自宅の立地が良くなければ、好立地な物件を調達することを考えましょう。 また、自宅で開業するにしても、物件を借りるにしても資金が必要ですので、貯蓄や融資など資金面の準備も怠らないでください。

2.開業届けを提出しよう

教室を始める際には開業届を提出しましょう。自営業と言われる「個人事業主」と、株式会社を設立する「法人設立」の2通りあります。 株式会社にしたほうが社会からの信用が高く、銀行からの融資も受けやすくなりますが、法人設立は手続きが煩雑で資金も必要。所得が低い場合は税制上で不利になることもあるため、まずは個人事業主として活動して、利益が上がってきたら法人化するという流れが一般的です。 個人事業主であれば「個人事業主の開業届書」を書いて税務署に提出するだけなので、手続きも簡単です。 また、同時に「所得税の青色申告承諾申請書」を提出することをおすすめします。確定申告で青色申告を行えば65万円の控除を受けられたり、赤字を3年間繰り越せたりというメリットがあります。

3.銀行口座を開設しよう

個人用の銀行口座を使うこともできますが、なるべく屋号で開設できる銀行口座を使うことをおすすめします。 確定申告では収入や支出を正しく申告しなければいけませんが、プライベートと事業用の口座が一緒になっていると帳簿をつけるときに煩雑になってしまい、申告漏れや申告間違いが発生する可能性があります。 また、口座に屋号が入っている方が生徒さんや取引先からの信用度が上がるというのもメリットです。 確定申告のことを考えると、クレジットカードも事業用にもう1枚作っておいたほうが良いかと思います。

4.教室用の電話を開設しよう

プリザーブドフラワーの教室では問合せや予約など生徒さんとの連絡で電話を使う機会も多いかと思います。そこで、教室用の電話を開設しましょう。 個人の携帯電話でも生徒さんと連絡が取れないわけではありませんが、教室のチラシやホームページに携帯番号が書かれているとかけても良いものかちょっと不安になってしまいます。何よりも、ホームページで世界中にプライベートな携帯電話番号を公開するのはちょっと心配ですよね。 月額300円で利用できる「050plus」というスマホ向けのサービスもあり、1台のスマホでプライベートの電話と教室の電話を分けて使うことができます。

5.ホームページを作ろう

今や情報収集はネットで行う時代。プリザーブドフラワーを習おうとしている人もまずネットで教室を検索することでしょう。 会社や自営業などサービスを提供している人はホームページを持っていることが当たり前となりつつあります。逆にホームページを持っていないだけでライバルに遅れをとることにもなりかねません。 趣味でホームページやブログを作ったことがある人であれば、レンタルサーバーを借りてWordPress(ホームページを作るためのシステム)などをインストールすれば低価格で教室のホームページを作ることができます。 自分で作るのが難しいと感じた場合には業者に依頼してしまったほうが楽です。数万円で集客に適したホームページを作ってくれる業者もあります。 教室の特徴や講師であるあなたのプロフィール、教室までの地図やアクセスなどをしっかりと掲載して、興味を持ってもらえるホームページを作りましょう。

6.生徒さんを集めよう

教室を開いたからといっていきなり生徒さんが大勢来てくれるわけではありません。まずはご自分の教室を知ってもらう必要があります。 せっかくホームページを作ったのであれば、TwitterやFacebookなどのSNSを使って拡散して、多くの人に見てもらって、関心を持ってもらうようにしましょう。 ネットを使う集客には他にも検索順位を上げるSEOや、ネット上に広告を出すリスティング広告、YouTubeを使ったプロモーションなどさまざまありますので、資金に余裕があればそうしたプロモーションも良いかもしれませんね。 一方、昔ながらのチラシも効果的です。新聞の折り込みや近所へのポスティング、店舗や公共施設に置いてもらうことで、近隣のプリザーブドフラワーに関心がある人が手に取る可能性もあります。

7.認定教室を目指そう

プリザーブドフラワーの協会や業界団体の認定教室になることで、協会や団体のホームページに掲載されたり、生徒さんを紹介してもらえたりというメリットがあり、「●●協会認定」と名乗ることができれば、信頼性も増します。 教室経営のノウハウを学ぶための講座を行っていたり、経営をサポートしてくれたりする協会や団体もありますので、可能であれば会員となって認定を受けるのがおすすめです。

教室を開業するのは楽ではないが夢もある!

教室を開くためには大きく分けて以上の7つのような準備が必要です。他にももっとこまかいことがたくさんありますので、決して楽な道ではありません。 しかし、教室を開業してしまえばご自分の好きなことで、経営者として生活していくことができます。成功すれば会社員時代の給料よりも多くのお金を手にすることができ、株式会社の社長になることも可能です。成功するのに年齢も性別も学歴も関係ありません。 「成功したい」「プリザーブドフラワーの道で食べていきたい」という気概があれば、チャレンジしてみる価値は大いにあると言えます。

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