プライバシーと明るさは両立できる?透けないカーテンの選び方
くつろぎの時間を過ごすお部屋で、大事にしたいことの一つは、プライバシーではないでしょうか。自宅ではなくオフィスなどでも、機密保護の観点から、外部から室内が見えないということは大切なことです。
カーテンは、お部屋に彩りを与えてくれたり、外から入りこむ光を調整する機能も持っていますが、同時に外部の視線からプライバシーを守ってくれる役割も担っています。
プライバシーを守ってくれるカーテン選びが、安心できる空間づくりの第一歩とも言えるでしょう。
当然、カーテン選びの際には外部から部屋の中が透けて見えないカーテンを選びたいところですが、プライバシーが守られる反面、お部屋の雰囲気と合わないレイアウトになってしまったり、お部屋が暗くなってしまうのは避けたいところ。
透けないカーテンを選ぶことで、プライバシーを守ることとお部屋を明るく保つことは両立できるのでしょうか。
今回は、透けないカーテンを選ぶ際に参考にして頂きたいポイントをご紹介します。
●カーテンが透けてしまう理由
そもそも、カーテンが透けてしまう要因はどこにあるのでしょうか。
ほとんど場合は、お部屋に光を取り込むために薄い生地を採用していることが原因ですが、デザインや用途上、あえて透けてるようにしているタイプのカーテンもあります。
例えば、室内の間仕切り用のカーテンなどは、必ずしも目隠しである必要はないため、プライバシー保護を目的としたカーテン選びには合わないということになります。
そのほかにも、完全に室内が透けて見えるわけではなくても、室内の人間のシルエットが外部からハッキリと認識できてしまう場合もあり、一見プライバシーが守られていそうなカーテンでも、時間帯や光の加減によって機能性が変わることも注意するべきポイントです。
つまり、ただ柄が気に入った等の理由ではなく、カーテンの機能性をしっかり理解し、用途と目的に応じたカーテン選びを行うことが必要になります。
では、プライバシーを守ることを重視した場合、どのようなカーテンを選ぶべきなのでしょうか。
●デザインカーテンを活用
外部からの光を取り入れることよりも、お部屋の雰囲気を明るく保つことを重視されるのであれば、遮光カーテンも含めたデザインカーテンを選択肢に入れられてみてはいかがでしょうか。
デザインカーテンは、とにかく種類が豊富で、お部屋のレイアウトに合わせやすいのが特徴です。
中には、デニム100%のカーテンや、北欧調のおしゃれな柄のカーテンも存在しており、選ぶだけでも楽しくなってしまいます。
柄がついてるデザインカーテンは、遮光機能が備わっているものもあり、外部から室内が透けて見えにくくなっています。
もちろん、デザインカーテンの中にも、生地の素材によっては透けてしまうものもあるのでご注意ください。デザインカーテンを選ぶ際には、商品の特徴として、透けないカーテンなのかどうかに言及しているかを確認するのがポイントです。
遮光カーテンを選ばれる場合、カーテンを閉めてお部屋の電気を消した際にはお部屋の光は失われてしまいますが、防炎加工や遮音機能が備わっているものであれば、一石二鳥。安全で安心かつオシャレなお部屋の空間を作り出すことができます。
●透けないレースカーテン
プライバシーは守りたいけれど、お部屋の明るさも維持したいという方には、目隠し機能が備わっている、透けないレースカーテンをお勧めします。
レースカーテンなのに目隠し機能?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは技術の進歩が著しい今日い、昼夜問わず外部からお部屋の中が透けて見えにくいレースカーテンも登場してきています。
こうした外部からの光を反射させることで内部への目隠し機能を持つレースカーテンのことを「ミラーレースカーテン」と呼びますが、豊富なカラーバリエーションが用意されているものもあります。
一方で、ミラーレースカーテンの中には、昼間の日光の下では目隠し効果を発揮するものでも、夜間には内部が透けてしまうものも存在している為、目隠し効果が昼夜に対応しているかどうかを確認することがポイントです。
いかがでしたでしょうか。
プライバシーを優先しても、透けないカーテンの選択肢は意外と豊富にあることがお分かりいただけたでしょうか。
プライバシーを第一に考えた場合でも、デザイン性を重視されるのか、光を取り込むことを重視されるのか、何を重視されるかによって選ぶべきカーテンは変わってきます。
気に入ったカーテンを見つけた際に、そのカーテンは遮光カーテンなのか、昼夜に対応した目隠し機能が付いているのかなど、目を凝らして確認されることをオススメします。
安心の空間づくりへの第一歩として、ご自分のニーズに応じた透けないカーテン探しをされてみてはいかがでしょうか。
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