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革製品にカビが生えたとき必見!緊急対策マニュアル

しばらく使わず、大切にしまっておいた革靴や革製のバッグを、久しぶりに使ってみようと思ったらカビが生えていた…。そんなときには今回の記事をご覧ください。カビが発生したときに対処法について解説。さらに、同じ失敗を繰り返さないための方法もご紹介します。

革製品にカビが生えてしまったときの対処法

久々に革製品を使おうと思って出してみて、表面が白や青色に変色していたらカビが生えていることになります。

湿気を吸いやすくて、増殖しやすい革製品はカビ菌にとっては格好の住処。保管方法を間違えたり、ケアを怠っていたりするとすぐにカビが生えてしまいます。

根深く浸透してしまっているカビは対処が難しいですが、表面に付着している程度のカビでしたらまだ対処が可能です。

・プロに任せる
一番確実な方法です。革製品も対応しているクリーニング店や修理業者などに相談してみましょう。革製品のコンディションなども見ながら、クリーニングできるかどうかを判断してくれます。

もちろん、クリーニングに関してもノウハウがあるので、カビをきれいに除去してくれる可能性も高いです。

デメリットはクリーニング代金や修理代金がかかることです。

・自分でクリーニングする方法
表面に付着しているようなカビであればご自分でクリーニングすることも可能です。ただし、方法を間違ええると革が変色したり、シミができたりする可能性もあります。また、必ずしもカビが落ちるとは言い切れませんので、実践される場合は自己責任にてお願いいたします。

1. カビを除去する
まずはカビを除去します。作業は風通しが良い屋外など、カビ菌が飛び散っても大丈夫な場所で行ってください。カビが体内に入ると危険ですので、必ずマスクをして防備しましょう。

乾いた布で表面のカビを除去します。ステッチの部分や装飾、ポケットなど、布が入りにくいところは、綿棒や柔らかい歯ブラシを使ってカビを除去します。もちろん、作業で使った布や歯ブラシなどは再利用せず、すぐに捨ててください。

カビが他の部分の移る可能性もあるので、密閉してゴミ袋などに入れましょう。できればゴミ出しの当日や前日に作業を行うと良いかもしれませんね。

2. クリーニングをする
汚れの度合に応じて水やアルコール、レザークリーナーなどを使って、カビが発生した箇所を拭き取ってきれいにします。ただし、変色やしみになる可能性もあるので、まずは目立たないところで試し拭きをするのをおすすめします。

きれいになりましたら陰干しして水分を乾かします。

3. 作業後の手入れ
陰干しが終わったら、風通しの良い場所にしばらく置いておきます。また、クリーニングをした部分だけ目立つということであれば、革クリームやオイルレザーなどで全体を手入れすることで目立たないようになります。
カビを再び発生させないという意味でも、お手入れは重要です。

・自分でクリーニングするのはリスクも伴う
繰り返しになりますが、自分でクリーニングを行うと変色やシミになるリスクも高いです。必ずきれいになるという保証もありません。
大切にしていて、絶対に変色やシミを発生させたくないという場合は、お金がかかってもクリーニング業者や修理業者に相談したほうが確実です。

そもそもカビを発生させないことが大切

そもそも、カビが発生してから対処することよりも、カビを最初から発生させない保管やケアをすることが大切です。
しっかりと保管・ケアをしてあげれば美しさも保つことができて長持ちします。
ここからは日頃気をつけたい保管やケアのポイントについてご紹介します。

・風通しが良く、直射日光に当たらない場所に保管する
革製品を保管する原則として、風通しが良い場所に保管することが挙げられます。革靴やバッグを密閉されたクローゼットや箱の中に保管する方もいらっしゃるかと思いますが、湿気がこもってカビが発生しやすいです。

だからといって、直射日光が当たる屋外に保管すると、革がカサカサに乾燥してしまいます。室内の、なるべくオープンになっている場所に保管しましょう。
ホコリや汚れの付着が気になるのであれば不織布でくるんであげるのがおすすめです。

・定期的にケアをしてあげよう
革製品を革クリームやオイルレザーで磨いてあげるとツヤも長持ちします。特に雨や汚れが付着すると革が湿気を吸ってしまい、カビの原因となります。

防水スプレーやオイルで防水処理をすると、水分を吸わなくなるのでカビの発生を防ぐことが可能です。

カビを防いで大切な革製品を長持ちさせよう

革製品を使う上で大切なのは「革はカビが発生しやすい素材だ」ということを頭に入れておくことです。
湿気がこもるような場所に保管すればあっという間にカビが生えてしまいます。逆に風通しが良いところに保管し、定期的に手入れをしてあげれば、長く使うことも可能です。

特にジメジメした梅雨や夏場は、大切な革製品をカビから守るよう、気をつけてあげてください。

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