犬の散歩で使うハーネスは胴輪の形がポイント。タイプ別の特徴を解説
ハーネスと言ってもさまざまなタイプがあるのはご存知ですか?それぞれ胴輪の形状が違っていて、メリット・デメリットも異なりますので、犬の性格や飼い主さんの好みによって使い分けることができます。
今回は「8の字ハーネス」、「一体型ハーネス」、「ウェアハーネス」という3つのタイプのハーネスを、具体的な商品紹介を交えながら、メリット・デメリット、どんな犬・飼い主さんにおすすめなのか、違いを見ていきましょう。
●シンプルな8の字ハーネス
まず最もシンプルなのが8の字ハーネスです。名前のとおり、胴輪の形が8の字状になっていて、胸の部分と前足の後ろの部分に胴輪を通す形で装着させます。その後、背中の部分にある金具にリードをつなげればお散歩に行けます。
http://www.houndcom.com/shopdetail/018002000031/
例えばASHUのステップハーネスが8の字ハーネスに分類されます。
シンプルな作りなので、使い勝手もよく、どんな犬種にもピッタリと合うデザインです。特にステップハーネスはアクリル100%でできているので、耐久性もバツグン。小型犬から大型犬まで対応可能です。
メリットは首輪と違って首を絞め付けないので、犬がストレスなく散歩することができます。また、お値段も比較的安価です。デメリットとしては胴にハーネスを通すため、首輪よりも抜けやすいことが挙げられます。
比較的引っ張り癖がない、おとなしい犬の散歩に使うのにぴったりです。
●抜けにくくて引っ張り癖を矯正する一体型ハーネス
一体型ハーネスが8の字ハーネスと異なる点は2つです。まず1つはリードとハーネスがその名のとおり一体型になっていることです。2点目に胴輪の形状が8の字型と異なり、両前足を通す構造になっていることです。
http://www.houndcom.com/shop/shopdetail.html?brandcode=018004000158&search=%B0%EC%C2%CE%B7%BF&sort=
ASHU イージーハーネスリードは引っ張ると適度に締め付けるチョーク構造になっているので、抜けにくく首輪と同様犬の動きをしっかりとコントロールすることが可能です。ただし、散歩中は犬に違和感を与えないように綿を使って肌触りが良く作られていて、胸に当たる部分は苦しくならないようにメッシュ素材となっています。
メリットは両前足を通すことで装着するので、胸を通す8の字ハーネスと比較すると抜けにくいことと、犬が引っ張ったときに絞まるので首輪と同様に引っ張り癖を矯正することが可能な点です。しかも、首輪と違って首を絞め付けないので、犬の苦しみを軽減できます。また、ハーネスとリードが一体になっているので、着脱の手間もありません。デメリットは種類が8の字ハーネスと比較してあまり多くなく、特に中型犬や大型犬には使えない点です。
抜けにくいハーネスを探している、引っ張り癖があるけど首輪は使いたくない、子犬のうちに引っ張り癖を矯正したいという飼い主さんにおすすめです。
●おしゃれでストレスが少ないウェアハーネス
次にご紹介するのがウェアハーネスです。お洋服のように着せるタイプのハーネスで、実用性とデザイン性を兼ね備えています。これまでご紹介した8の字ハーネスや一体型ハーネスとは大きく形状が異なります。
ウェアー状の生地になっていて、両前足を通してから、背中の部分に生地を通してマジックテープとカッチンで留める仕組みです。
首輪やこれまでのハーネスと異なり、「点」ではなく「面」でカバーするので力が分散して苦しさや痛さを軽減できます。
http://www.houndcom.com/html/page628.html
ASHUのウェアハーネスは犬にも飼い主さんにもやさしいハーネス。前足を通して後ろで留めるだけなので装着はスピーディー。裏地はメッシュ素材になっているのでつけ心地や通気性も良く、犬が不快に感じません。
汚れたら手洗いもできるので、常に清潔に保てます。
デザインバリエーションも豊富なので、飼い主さんにとっても散歩が楽しくなること間違いない。
シンプルで飽きが来ない「ウェアハーネスメッシュ」は暑い夏の日でも蒸れにくく、犬も快適。
http://www.houndcom.com/html/page628.html#wh01
「ギンガムチェック」はオシャレでインパクトもバツグン。特に洋犬にピッタリです。表面はウールでできているので保温性にも優れていて、寒い冬にぴったり。
http://www.houndcom.com/html/page628.html#wh06
新商品「唐草模様」は特に柴犬などの和犬によく似合いますが、意外とチワワやトイプードルなどの小型犬にもマッチします。
http://www.houndcom.com/shopdetail/000000005202/
以上の他にも8種類ものデザインパターンがあって、サイズも小型犬から大型犬まで対応できます。
メリットとしては先程もご説明したように面でカバーするため犬の負担が少なく、それでいて犬の動きもしっかりとコントロールできるので引っ張り癖がある犬でも使える点です。デザインもおしゃれで、気分や季節によって着せ替えることもできます。デメリットとしては8の字ハーネスや一体型ハーネスと比較すると若干高価な点です。
引っ張り癖で悩んでいるけど犬に苦しい思いをさせたくない、ダックスフンドなど気管が弱い犬に負担をかけたくない、おしゃれを楽しみたい飼い主さんにおすすめです。
以上、ハーネスを3タイプご紹介しました。それぞれ胴輪など形状が異なりますので、それぞれの特徴を知った上で愛犬にぴったりのハーネスを選んでみてください。
Copyright © 2017 消費者の視点 | Consumer's View All Rights Reserved.
この記事へのコメント