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カモマイルの香り

カモマイル

 

鎮静の香りとしてハーブティーにも使われるハーブの精油。

 

実はこのハーブには2種類あることはご存知でしょうか?

 

カモマイルジャーマン:Matricaria recutita キク科

精油は花を水蒸気蒸留して採取します。

精油を見ると紺碧色をしていて成分にカマズレンというものを含みます。

このカマズレンは医療用医薬品で使われる消炎剤に用いられる成分の前駆体。

よって抗炎症や鎮掻痒などの作用を持つといわれます。

ハーブティーのカモミールはこの花の種類を使いますので水溶性の成分としては

鎮静なども認められてきます。

花の中央が盛り上がっているのがジャーマン種となります。

 

カモマイルローマン:Chamaemelum nobile キク科

精油は花を水蒸気蒸留して採取します。

香りはジャーマン種より優しく香ってきます。

エステル類を多く含むために鎮静の力が強く

中枢神経系のバランスを保ちたいときに使いたい精油です。

神経のバランスが崩れているときは是非とも香っていただきたい精油。

花言葉が「逆境に耐える」「苦難の中の力」とも表現される花です。

 

先日のカウンセリングではこのローマン種がいい仕事をしてくれていました。

最近はローマンがヒットする方も多く、寒い冬の中で過ごす方にはほしい香りなのかもしれません。

 

このカモマイルローマンの鎮静作用は際立つために

麻酔の前に嗅覚で刺激すると麻酔が効きやすくなるという報告も。

また、ベンゾジアゼピン系の薬剤に似た受容体作用をすることも分かってきていて

不安な気持ちになったときも気持ちが楽になった!!という事例がたくさんあります。

 

お薬に頼る前にアロマ。

 

いかがでしょうか?

 

 

アロマカウンセリングは現在初回8000円2回目以降4000円からのメニューで行っております。

 

 

 

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