ラコステ(LACOSTE)が「ワニ」じゃないロゴマークのポロシャツを作ったワケとは?
「ワニ」のマークでお馴染みのラコステ(LACOSTE)。
ラコステ(LACOSTE)は、1933年に設立されたフランスのアパレルブランド。ポロシャツをはじめ、メンズ、レディース、キッズ、スポーツ用品など幅広い層で人気のブランドです。
なんと今回、ラコステは自身のロゴマークとは違う動物でポロシャツを作ったのです。そう、トレードマークである「ワニ」以外の動物をモチーフにしたのです。
その真意とは、、、
実は、国際的な自然保護団体のIUCN(国際自然保護連合)と協力した動物保護プログラムに参加。ポロシャツのモチーフとなったのは、絶滅の危機に瀕している10種類の動物。生産枚数はその動物の現存する生息数となっているのも特徴。このポロシャツを通じて、動物保護活動の必要性を訴えているのです。
ポロシャツのシンボルマークになった絶滅危惧種動物10種
- Anegada Ground Iguana(アネガダ グラウンド イグアナ):450枚
- Sumatran Tiger(スマトラトラ):350枚
- Saola(サオラ):250枚
- California Condor(カリフォルニアコンドル):231枚
- Cao-vit Gibbon(テナガザルの一種):150枚
- Kakapo(フクロウオウムまたはカカポ):157枚
- Javan Rhino(ジャワサイ):67枚
- Northern Sportive Lemur(小型のサルの一種):50枚
- Burmese Roofed Turtle(ミャンマーに生息するカメの一種):40枚
- Vaquita(コガシラネズミイルカ):30枚
これらのポロシャツはラコステ(LACOSTE)のオンンラインショップで販売され完売。残念ながら日本での販売はなかったようです。。。
売上げは動物保護プログラムのために使われるとのことです。
世界でも有数の力を持ったロゴマーク(有名ブランド)がこういった取り組みを率先して行うことでインパクトが生まれ、より多くの人へ伝わりやすいですね。また、身近に参加できるきっかけになることも素晴らしいです。ラコステは3年間この絶滅危惧動物保護プログラムに参加するため、今後日本でも手に取る機会があるかもしれません。
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