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  • かおりんの視点
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絆は日々の姿勢から出来上がる・・・

「絆」ということを考えるとき、私はあるひとつの体験を思い出します。

それは、東北の震災からもうすぐ3ヶ月が経とうかという頃にあったこと。

その頃、私の会社のショップオーナーさんのおばあさんが急死されたんです。

ショップ再開に向けて動いていたので、心労が重なったんでしょうね。

「もう、やれないかも・・・」
「お店はやめた方が・・・」

何度も何度も、心の中で、葛藤があって、
それでも、家族の応援のもと、待っていてくださるお客様のためにお店を続けてきた。

やっと、前を向いたのに。。

「神様、お願いですから、彼女に、もうこれ以上の試練を与えるのはやめてください」

私は、心の中で、そう思いました。

ところが、

「おおばぁの日記を見つけたら、私への感謝の言葉で終わってたんです。

思い返すと、あの震災から、家の周りの草抜きとか、
家族へ気をまわしていたり、声をかけたり、きっと準備していたんだと思う。

家族がみんなを思いやり、みんなが感謝できるようになって
安心してくれて、そして、誰にも迷惑をかけないように逝ってくれたなって。

おきることは、全て◎。
全部、意味のある事。

すべて必然なんだと、そう、穏やかに受け入れて、なんの迷いもなく、しっかり前を向けています。

もうやるしかないなって。

かおりんがずっと伝え続けてくれたからだよ」

彼女の言葉に、また泣けた・・・。

 

この立派な彼女の背中を見て育っている8歳の娘と4歳の息子は、
葬儀の間、ずっと、親族代表として、父と母の横で、何時間も頭を下げ続けていたという。

そんな彼女のメルマガを、以前のブログに掲載していたので改めて
ここにも掲載しますね。

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おかげ様で、、子供たち、両親とともに・・
祖母をきちんとお見送りすることができました。。

まだ。。小さい、、子供たち。。

場合によっては、悲しくつらい場面は見せずにおこうとしたのですが、
本人たちの・・「ちゃんと、おおばあを見送りたい」という、
強い希望を汲んで・・

お清め、納棺、お通夜、告別式、火葬、納骨まで。。

二人とも。。ちゃんと、、つとめることができました。。

悲しい場面になりますので・・
詳しくは、、はしょらせて頂きますが・・

泣きながらも、、見送る息子に。。
母が、、「かなしいね。。」と言葉をかけると。。

泣きながら、、強く、、首を横にふり。。こういいました。。

「ちがうの・・・
おおばあが・・ありがたいの」と。。

「おおばあのおかげ。。ありがたいの」。。と・・

誰が、、教えたわけでもないのに。。
自分が今、、こうしていることは、、
その、ご先祖様である。。「おおばあ」のおかげ。。

がんばって生きてくれたことが・・「ありがたい」。。

何度も、、何度も手を合わせていました。。

去年のじいちゃんの誕生日に。。
娘は、、おおばあに、、感謝の手紙をあげていました。。

「おおばあへ。。じいちゃんを生んでくれてありがとう」と。。

おおばあの、枕元には、その手紙が大切にしまわれていました。。。

 

おおばあ。。本当にありがとうございました。。
どうか、、安心して。。安らかに眠ってください。。。

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絆はそうして人と人の間に生まれていく。

 

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