自分の「正しい」を押し付けてない?
誰が、何を、正しいとするんだろう・・・?
コーチングをしていて、いつも思うのは
「正しい」は、人の数だけあるということ。
私が「もっとこうしたらいいのに」と思っても、
「どうするのがいいと思いますか?」と聞くと、違う答えが返って来る。
「○○という方法はいかがですか?」と言っても、しっくりこなくてう~んってなる。
だから、やっぱり自分で思いついたことはイキイキする。
自分から出てきて、自分が考えて、そして行動することは
ものすごく責任があって、充実する。
小学校のPTAの講演会で、コーチングをテーマに話しをしたことがあって、
子供の頃に、親から言われて一番嫌だったことって何ですか?と、
来ていたお母さん方に聞くと
「早くお風呂に入りなさい」
「歯を磨きなさい」
「宿題やったの?」
というように、親から色々強制されたと思うことが嫌だったと答えた。
「それでは、今、子供達に一番言ってることは?」
と質問すると・・・
「・・・・・・」
嫌だったのに、自分が親になると同じことを言ってるという人がけっこういた。
人に言われたことはやりたくないってこと、知っているのに・・・。
ティーチングという、知識や決められたことを、そのまま教え込んで
考えずに、言われたことをいかに上手くできるか・・・がこれまでの主流で、
自分の考えで行動し、責任を自分に引き寄せるコーチングはまだまだ新しい。
学校でも、家でも、ティーチングで育った私達は、
相当意識しないと、あたり前に自分の正しいを押し付ける。
特に、経験のあること、自分の方が年が上であることなど、
こういった条件は、けっこう危ない^^;
私はコーチングを活用しているので、これを意識できてる環境はとってもありがたい。
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