fbpx

名古屋から世界へ!~こだわりの逸品byメイドインナゴヤ③ 『名古屋ハヤシ』

第3回 名古屋ハヤシ倶楽部 『名古屋ハヤシ』

■名古屋ハヤシって何?

どて、味噌カツ、味噌煮込み…、名古屋には中部エリア独自の赤味噌を使ったグルメが多いのは周知の通り。

この名古屋ハヤシも、洋食のデミグラスソースに赤味噌を加え、独特の風味を出した新しい名古屋グルメです。

名古屋ハヤシの条件は以下の8点。

<名古屋ハヤシの8カ条>

①赤味噌を使う
②ハヤシソースを使う
③玉子を使う
④食材とソースをまぜて提供する
⑤提供後にかける調味料で違いを出す
⑥東海三県の食材を必ず使用する
⑦東海三県に来てもらいたいと考えている
⑧新しい名古屋メシを広める情熱がある

これらをクリアすれば、アレンジは各店の自由。それぞれ腕によりをかけた個性的な味をクリエイトしています。

現在は25店舗、25種類の名古屋ハヤシが誕生しています。

■名古屋ハヤシはこうして生まれた!

名古屋ハヤシ倶楽部の主宰は、味噌おでん&世界のワインを楽しめる『カモシヤ』の代表・橋本雄生さん。もともと料理人で、何度も海外を訪れ生産者と話をするうち、自分の国や町、歴史についてまったく語れない自分を自覚します。

「日本全国を回ったことがない、自分の国も知らないのに、海外へ行くのが恥ずかしいと思っちゃって。30歳を過ぎてから思い立って、47都道府県のご当地グルメやB級グルメを食べ歩いたんです」(橋本さん)

その後“ローカルフードと世界のワイン”というコンセプトのもと、味噌おでんとワインが楽しめる『カモシヤ』を立ち上げました。

“ここでしか食べられないもの”にこだわる橋本さんは、2人の仲間と自分たちの手で新しい名古屋グルメを作ろうと試行錯誤を重ねていきます。

そんな中、ハヤシライスの創始者が岐阜県出身であるという説を聞き、ハヤシライスのレトロ感も加わって、地元の食材を盛り込んだハヤシライスを考案。

「小さなお店が何十店舗も同じメニューを出していると、お客さんが『これは何?ご当地メニュー?』と興味を持ってくれる。そんな仕掛けを横の広がりで作ろうと思ったんです」(橋本さん)

その後仲間も増え、さらに試行錯誤を繰り返し、現在の名古屋ハヤシ倶楽部に至っています。

■八穀米の濃厚リゾット 『カモシヤ』の名古屋ハヤシ

名古屋の市章がマルハチということもあって、カモシヤでは十穀米ならぬ八穀米で独自の名古屋ハヤシを作っています。

やや固めに炊いた八穀米に、デミグラスソースとナカモの名古屋味噌を独自の配合でブレンドしたものをプラスし、コクのある深い味わいを実現。

まず一口目は、リゾット感覚でそのまま味わいます。さすがに濃厚な味ですが、デミと赤味噌、どちらもバランス良く見事に溶け合ってます!

次は玉子をくずして絡めていただきます。味が一転、とてもマイルド!!まったく別の料理を食べているよう。

さらにカモシヤのオリジナル調味料・ハーブ七味をかけると、ピリッとした中に、ハーブの穏やかな香りとほのかなスパイスの風味が口に広がります。う~ん、美味しい!!

どのお店の名古屋ハヤシも、玉子とオリジナル調味料は必須なので、三度美味しいおトクなメニューでもあるんです。

■名古屋に来るお客様に、新しい味と満足感を

カモシヤでは、今後カモシヤ特製オリジナルレトルトソースのカタログ通販を企画中。年末から年明けにかけて実現しそうです。

名古屋ハヤシを名古屋に来て味わうだけでなく、お土産品や通販など、様々な形で楽しめるようになりそうですね。

さらに名古屋ハヤシ倶楽部は参加店の88店舗展開を目指しています。橋本さんは、より大きな輪を作って観光客を呼び、地域貢献をしていきたいと熱く語ります。

「名古屋ハヤシをひとつのジャンルにしたい。ひつまぶし、味噌カツ、味噌おでん、名古屋ハヤシ、と言われるように。全国、世界中から名古屋に来る人たちに、『食べてよかった』、『こんなグルメがあるんだ!』という新しい発見や満足感を提供していきたい。」(橋本さん)

名古屋ハヤシ倶楽部の挑戦はまだまだ続いていきます。

■名古屋ハヤシ倶楽部のお店をピックアップ!

ではここで、名古屋ハヤシ倶楽部のオリジナルハヤシをいくつかご紹介していきましょう。

名古屋ハヤシ倶楽部参加店一覧はこちら

●カモシヤ

八穀米を使った、リゾット仕様の名古屋ハヤシ。

名古屋市中区錦3-16-8 森万ビル1F
TEL: 052-963-6730
営業時間:16:00~24:00(L.O 23:30)
提供時間帯: 営業時間中
定休日: 日曜日
※月曜日が祝日の場合は日曜日を営業して祝日の月曜日が休みになります。

●小料理Bar 結

たっぷりのチーズ&濃厚焼きハヤシはお酒のアテにも!

名古屋市中区錦3丁目3番24号 第2桜ビル7F
TEL: 052-959-2270
営業時間: 月曜〜土曜 19:00~25:30L.O.(最終入店 25:00)
祝日 18:00~23:30L.O.
提供時間帯: ラストオーダー迄
定休日:日曜日

●旬鮮台所 ひのゑ

どて煮のミンチをデミグラスと合わせた絶妙な味わい!

名古屋市中区栄4-15-23 ライオンズマンション久屋公園1F
TEL: 052-251-0307
営業時間:月~金曜 11:30~14:00/18:00~24:00(L.O. 23:00)
土曜 18:00~25:00(L.O. 24:00)
提供時間帯: 営業日の18:00~
定休日: 日曜・祝日

●那古野 沢瀉食堂

名古屋コーチンの玉子と愛知ポークの串カツを添えて。

名古屋市中村区名駅4丁目4-38 ウインクあいちB1F
TEL: 052-589-3550
営業時間: 11:30~14:00 17:00~24:00
提供時間帯:17:00~24:00
定休日:無休

●大衆ネオ酒場 マナダテツオ

自家栽培米を使用、濃厚ボロネーゼソース&八丁味噌の濃厚ハヤシ。

名古屋市西区上小田井1-48
TEL: 052-508-9888
営業時間: 17:30~24:30(L.O.23:30)
提供時間帯: 営業時間内
定休日:水曜日

●大衆ビストロ びすとろう

自家製赤ワインソースでコクをプラス。味わい深いハヤシドリア。

名古屋市千種区今池1-4-2
TEL: 052-733-5757
営業時間:17:30~23:30L.O.
提供時間帯: 営業時間中
定休日:月曜日

いかがでしたか?
個性豊かな名古屋ハヤシ、気になるお店はありましたか?

現在台湾や香港など、海外からの取材も受けているというメイドインナゴヤの名古屋ハヤシ。
ブレイクの兆しを見せる新しい名古屋グルメを、ぜひ一度、味わってみてくださいね。

名古屋ハヤシMAPはこちら

名古屋ハヤシ倶楽部
(カモシヤ内名古屋ハヤシ倶楽部事務局)
https://www.nagoyahayashi.com/

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ