『願ったとおりの子にならない。言ったとおりの子になる。』
いつもありがとうございます。
思春期がラクになる!親子の会話アドバイザー 市川弘美です。
『願ったとおりの子にならない。言ったとおりの子になる。』
先日の谷亜由未さんの講演会でのお話の1つです。
「こんな子になってほしい」と心の中にどれだけ強い思いはあっても、子どもにかける言葉がうらはらだと、言葉どおりに子どもが育つことを意味しています。
「のろまやね~」
と親が言っていれば、子ども自身が
「ボクはのろまだ」
「わたしは、ドンくさい」
とネガティブな自覚をすりこまれるということですね。
「おっとりしてて、マイペースな子」
と親がとらえていれば、「のろまね」とは子どもには言わないでしょう。
とらえ方一つで変わってきますが、これも習慣です。
いつも子どもに肯定的に関わるようにしていれば、かける言葉も変わってきますよ。
子どもの動きが遅いなと感じたら、必ず「できているところ」にフォーカスします。
「〇〇できてるね」となります。
「できていないところ」にフォーカスすると、
「まだなの?」
「〇〇がまだだよね」となるわけです。
子ども自身、言われて嬉しい!がんばろう!と思うのは、できているところをフィードバックしてもらったときですね。
それからがんばって、また「〇〇できたね!」「〇〇すごいね!」と言ってもらえたら自信につながります。
「できているところ」にフォーカスする肯定的な声かけは、子どもが伸びるスパイラルになります。
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