イヤなことはイヤだと、親も子どもに正直に言うと。。。
子どもに話をするとき、「本当のこと」、言えてますか?
子どもが、こちらがイヤだなと思うことをするときは、本当の気持ちの、「イヤだ」ということを正直に伝えましょう。
例えば、子どもが大きな音でテレビを見ていて、それがうるさくて気になって他のことが手につかない。こんなとき、子どもに何とかしてほしいと思って言います。
「小さくしないと、もうテレビ見せないよ」
「他の人のことも、ちゃんと考えなさい」
「どうして、そんなに大きい音で見たいの?」
「外まで聞こえるでしょ!」
「大きくしても小さくしても、いっしょでしょ」
本当はただ、テレビの音が大きいのがイヤなだけですね。
いろいろ言ってみても、「イヤだ」と思ってることは、上の言い方だと伝わりづらいかな。
何がイヤで自分がどうしたいのか、本当のことを子どもに言うと、気持ちは伝わりますよ。
「テレビのボリュームが20だと、本を読むのに集中できなくて、イライラするの」
これだと子どもは、自分が聞いてるテレビの音が、ママにとってはイライラして読書に集中できない、ということを分かってくれるでしょう。
分かるということは、
『じゃぁ、ママはどのくらいのボリュームだといいのかな』
『ママは、今本が読みたいんだな。』
と考えてるということ。
ママのことを思いやったり、どうしようかなーと考えて判断もしますね。
イヤなことはイヤだと、親も気持ちを正直に伝えることが、実は子どもの考える力を育てます。
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