自称エリート男③
先日のお見合いから2週間。
何回もメールで断わろう!と思ったのだけど、ついに当日を迎えてしまいました(;・∀・)
かなり早くからお店を予約してくださっていたみたいで、「楽しみだぉ!」を何回も言われると断りきれない優柔不断な私・・・
お会いするからには、いつも通りきっちりとおめかしをして、いざ出陣!!
待ち合わせ場所に先に着いて待ってくれていました。
この方、プロフィールに「某俳優似」とか余計な事書かなけりゃ、年の割には若く見えるし、靴とかもなかなか良いもの履いているオシャレさんってイメージなのにな。
約2週間前から自称エリートが予約を入れてくれるレストランってどんな所かしら??♡
フレンチ?イタリアン??
中華も有りだよー♡♡とか、妄想が膨らむ中、連れてこられたレストラン。
贔屓屋…っていう。笑
びっくりしすぎちゃって、
「あ?え?ここ??で合ってますか?」
って思わず聞いてしもたわ・・・
何が起こったの・・・一体・・・
贔屓屋って、あの贔屓屋です。
ええ、紛れもなく。
個室なんてありやしない。
店内には若者がワイワイガヤガヤ。
そりゃそうだよね、贔屓屋なんて学生の時以来だよ・・・
エリートさん、980円だかの飲み放題だけ席と一緒にちゃっかり予約してくれていました。
うっす!あざっす!”(-“”-)”
飲み放題を開始して、約30分程たった頃、段々と彼が饒舌になってきました。
「自分の妹は短大卒のアホでね。
その旦那も低学歴のアホなんですよ。低学歴だから稼ぎも悪い!
その間の甥っ子なんて、アホ決定じゃないですか!今、受験だから私に家庭教師して欲しいって言ってきてるんですが、見る価値ないですよ。」
「りおなさん、女性にしては年収高いと思いますけど、ツヴァイにはもっと年収の高い女性もいてね。そんな年収の高い30代半ばの女性が口を揃えていう事が『自分より年収の高い男性じゃないと嫌だ』って事。
その前に自分の市場価値知ってから物申せと思いますね!」
なんだ、なんだ、なんだ・・・
なんだ、こいつ…
身内をそこまでディスるか…?
つーか、私の妹も短大卒なんですがね…
なに、それは私の妹も低学歴のアホだと言いたいの!?
十分まともな職業ついてますけどねぇ…
とにかく、めちゃくちゃ気分が悪い!!
30代半ばって、私も込みってことだよねぇ!?
思うのは自由。
けどさー!
それを会うのがたった2回目で、しかもお前がボロカスいってる30代半ばに差し掛かっている女で、なおかつ一応好意があって食事に誘っているだろうこの私に言う事・・・?
相当死んだ目になっている私に向かって彼は続けます。
「つまる所、りおなさんは私のタイプです。
結婚を前提に付き合ってもらえませんか?」
…はい???
ドン引きの私に告白してくる自称エリート。
いやはや、なんと言葉を返せばいいのか・・・
「・・・ありがとうございます。
出会ったばかりなので…
少し考えさせてください・・・」
こう答えるのが精一杯でした(´;ω;`)
そして、ようやく解放の時。
「合計で3500円です。」
うはははは!!!!
飲み放題込みで1人、1750円しか食べてないのかー!!
だからこんなにお腹が空くんだ(´;ω;`)
「りおなさんは、1500円で大丈夫ですよ!
残りは私が払っておきますからね!」
あざーす!さすがエリート!!!
もう、ほんとなんなの、この人。
早く帰りた過ぎて、駅まで無意識に早足になる。
「りおなさん!
良ければ手を繋ぎませんか??」
お前はーー!!!
一体どこまでー!!!!
「いや、無理ですね、ははは」
次第に扱いも雑になる。
別にいいわ、もう無し無し!!!
さて、爆弾投下までの序章いかがでしたでしょうか??♡
そうなんです、この後、ぶち殺してやろうかと思う出来事がありました。
家に帰ると、こんなメールが。
そして…既読スルーすると続けて翌日にこんなメールが来ました。
下記、メールから抜粋します。
「今日は、一緒に飲みに行ってくれてありがとう!2回目で言いたい事は伝えたつもりやけど、
つまり結婚に向けてお付き合いしていきたいということを。
あとは次があるかどうか考えてもらえたら。」
しばらく返事をしなかったので、続けてLINEが来ました。
「24時間経っても返事なかったので、お断りされたと理解しました。ありがとうございました。
これから長い婚活を頑張ってください。
30代男性の本心は20代女性と結婚したいです。」
「つまり、俺を含めて40代男性は30代女性がいいということです。
一旦退出しますが、お付き合いする気になったら(=子作りしたいと思えたら)再度LINEして貰えたら進みます。それでは。」
こんな人、はじめて♡♡笑
あ、ちなみに24時間以内に返事してくれとか一切聞いていませんから。
自称エリート男 完
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