「趣味は、仕事…と言いたい所ですが、
タロット占いが得意です。」
占い…！？
しかも…
タロット？？？
Σ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ
これに食いつかない女性がどこにいる！？笑
「すごーい！！！
どうやって勉強されたんですか！？」
「タロットとか持ってるんですか？？」
「あれって、どうやって鑑定するんですかー？」
とにかく女は概ね、占いやら心理テストに弱い。
彼の趣味について、私も含める女性陣全員が最大級の食いつきを示す事となりました。
「タロットカードは常に所持しているよ。
ほら。」
すかさず鞄の内ポケットから、タロットカードをチラ見せする。
そうなると…皆、「占って欲しいー！」ってなりますよね。
むしろ、その為への伏線かとすら思いますよね。
「占ってあげたい所なんだけど…
場所も場所だしね。
次、一緒にご飯に行ってくれたら、占ってあげるよ。」
…なにそれ。
まさか次のデートへの伏線ですか？
確かに場所は場所。
分かるけどさー！！！
なーんだよ！！期待しちゃったじゃない！！
「だから、今日は代わりに手相占いをしてあげよう！！
今、まだ勉強中だけど。 」
そう言ってアンパンマンは、目の前に座っていたＹちゃんの手を取り、マジマジと見て、あれやこれやとアドバイスを始めました。
こんなに薄暗い店内なのに…
本当にちゃんと手相見えてるのだろうか…笑
ああ、アンパンマン、優しい君は…
いけ！みんなの夢、守るため…
というより…
もはや下心しか感じない、このアンパンマン。
それいけあんぱんまんの手相占いも、ひとまず終わった頃…
「遅れました、すみません」
」ここで追記します。
④神経質そうな向井理３０％
なんだか３０％程、向井理に似ている…
でも明らかーに違う男性が現れました
爽やかな雰囲気もあるけれど、どことなく神経質そうな空気も漂っている。
この彼が、私の斜め前に着席されたのですが…
はっきり言おう。
まじウザかったよね…笑
下心が見え隠れするあんぱんまんが、どれだけ可愛く思えたか。
正直、今日のメンバー内だと一番タイプでした。
だって３０％は向井理なんだもん。
「お仕事だったんですかー？
お疲れさまです」
」ここは、無難に「仕事でした。」でいい所でしょう？？
「いやいや、今日は３時からツレと飲んでいましたよ。
今、もう半分酔っ払っている状態。笑
時計見るのを忘れてて、遅刻してしまいました。」
悪びれも無く、そう言い放った彼。
「そうなんですね！
今日はお休みだったんですか？」
「仕事、仕事！！
仕事だけど真面目に仕事する日なんて、あんまり無いですよ。笑」
ここからがビックリ。
→続きます。
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