fbpx
  • マイノリティの視点
  • 努力したり、工夫したり、別の方法を考えたり。負けず嫌いの性格が幸いして獲得した、マイノリティの処世術

ものすごい能力を開花させた!でも年齢には勝てないらしい

みなさん、こんにちは。矢萩あきです。

夏かと思うぐらいの暑い日があったり、朝や晩は肌寒かったり、雨が降ったりと不安定できまぐれな天気は春ならではといったところでしょうか?

私は上手に歩けないのでブラブラとただ歩くのは好きではなく、また紫外線も恐怖なので、散歩はできればしたくない!

そんな私でも家にいるのがもったいなく思えて、ハーゲンダッツの新商品でも買って来ようかな、と、すぐ近くのコンビニまでフラフラと歩いて出かけるようになりました。

アイスが溶けちゃうから、帰りはかなり真剣に、早く歩くようにしてるんですけどね。

私の歩く姿はかなり不安定に見えるみたいで、働いていたころの友達からは「あきちゃん、杖とか使ったら 」なんて言われたこともありました。

小さいころ、幼稚園とか小学校低学年とかのときに1度、「転ぶことが多くて危ないので、保護帽を着けたほうが良いんじゃないか?」と病院の先生に言われたことをありますが、杖は言われたことがなかったのでビックリ!

「そんなに危なっかしく見えるんだな」と思うのと同時に、自分がついている杖に引っかかって転ぶ自分を想像してしまいました。

うん、私には杖は使えない!!!

***

保護帽というのは、ウレタンか何かの柔らかい素材で、頭にカパッとはめるように作られているもの。

初心者がボクシングをやるときに使うヘッドギアのようなもので、工事現場で作業員がかぶるヘルメットのようなものではありません。

私の周りでは歩行器や松葉杖を使っている子のほとんどが、保護帽を着けていました。

転んだときに頭を打っても大丈夫なようにするためで、実際に「ガチャーン、ドン!」とド派手な音を出して歩行器ごと転んでも「頭から血がタラタラー」といった大惨事になったのを見たことがないので、頭の保護には役立っていたのでしょう。

でも、私は保護帽を着けたくありませんでした。カッコ悪い、と思ってしまって、どうしても着けたくなかったんです。

「よく転ぶ子」というレッテルを貼られてしまうのも、嫌だったのかもしれません。

今考えれば、ですけどね。

しかしとにかく安全最優先で私の気持ちなどは一切聞かれないので、「保護帽を作る方向で準備しましょう」となるわけです。

でも段取りする時間が必要なので、そのあいだの少しだけ様子を見ましょう、と。

***

そうしたら私、転ばなくなったんです。

本当にパッタリと転ばなくなって、保護帽を作る話はなくなりました。

どれだけ保護帽が嫌だったんだ、私。。。

しかしそんな私も最近は小さなものに引っかかって、よく転びそうになっています。

足が上がらなくなっているんですねぇ。

保護帽が嫌で転ばなくなった能力が復活してくれれば良いのに、なんて、勝手なことを思ってしまっています。

Copyright © 2018 マイノリティの視点|minority.view All Rights Reserved.

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ