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「てんびんの詩」で人の道を学ぶ

こんにちは、作詞家のMikeyです♪
先日「てんびんの詩」という映画を見せていただきました。(画像はサイトよりお借りしました)

てんびんの詩」は1988年にイエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんの協力により制作されたそうです。
モデルはメンタームを販売している近江兄弟社だと言われているそうです。
第二部の映像でそれらしき物を販売していたので、正解かもしれませんね。

「てんびんの詩」第一部あらすじ

全部で第三部まであり、私は第一部を二回、第二部を先日初めて見ました。
(第三部は都合により見ることができなかったので、いつか最後まで見てみたいです)
特に営業職をされている方は見たことがある方が多いようなので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、第一部のみ簡単にあらすじをご紹介します。

近江の大きな商家で育った少年「近藤大作」は、小学校を卒業した日に父親から「鍋蓋を売ってくるように」と包みを渡されます。同時に母親からは行商用の着物を渡され、反発しながらも言われた通りに翌日から鍋蓋を売りに出掛けます。
最初は簡単に売れるだろうと思っていたのに、まったく売れません。
何日も何日も鍋蓋を売り歩きながら、自分なりに試行錯誤をくり返し頑張っているつもりでも売れる気配さえ感じられない日々。
それでもひたすら売り続けていくうちに心に変化が現れ、売ることばかり考えていた少年が人の役に立つことを知ったとき、とうとう初めてのお客さんに出会うことが出来ました。

テクニックではなく在り方が大切

鍋蓋を売るまでが第一部の物語でしたが、簡単に売れなかったことにも理由があリました。
町の人たちが少年に近江商人の在り方を教えるために、ぐっと堪えて拒否していたのです。
特に商家のお得意さんなどは、普通だったら「はいはい」と買ってしまいそうなのに、悪態をつかれても少年の心配をしていました。
映画なので分かりやすく誇張した表現もありますが、少年の成長する姿以上に周りの大人たちの心遣いに感動しました。

また、映画全編に名言が散りばめられていて、何度も見返したい作品です。

企業研修の他にも学校などで上映されることもあるそうですが、私は大人になってから初めてこの映画を知りました。
「物を売る話」と思って見る方も多いかもしれません。
そういう面でも勉強になるとは思いますが、私は生き方のひとつの理想像のように感じました。

私も含めクリエイティターの人の中には「良い物を作っていれば誰かが見つけて買ってくれる」と思っている人がいたり、一般の人からも「作り手がお金の話をするのはみっともない」という意見が出たりするのですが、売る売らないということよりも深いところに大事な部分があると思いました。
まだまだ理解が足りないので、まずは実践をしつつ、また改めて映画を見てみたいです。

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