和紙の実験!

けみ芥見

和紙修行です!

 

 

修行中に、知り合った職人さんの作業を見て興味が湧いてた和紙

 

出来上がりを見てもっと興味があったので師匠に聞いてみると

 

「おみゃー(お前)にはまだ早いわ」

 

だったんですが、僕には時間が無い事や

和紙職人では無く芸術家だという事を理解して頂き

やらせてもらいました

 

それは

落水紙(らくすいし)です

 

 

手漉きの和紙を漉いて

その上に型を置き

シャワーのように水をかけることで模様をつける落水紙。

和紙特有の伝統的な技法で、とても薄い和紙です。

 

という物で、作業も去ることながら

見た目が最高なのです

 

そして作ってみる

 

 

和紙を漉いた後に

シャワーで雨の様に水を落として完成

 

 

最初はコレだけで満足したんですが

翌日別の事を閃いたのです

 

和紙同士はくっつくので、それを上手く使い

「落水紙」の上に「絵を描いた和紙」の上に更に「落水紙」という

 

落水紙で作品をサンドイッチするという物です

 

作品自体は見えにくくなるのですが

落水紙の色っぽさで深みが出ると思ったんです

 

そして簡単な絵を描き

 

落水紙でサンドイッチしてみると…

 

 

こんな感じで仕上がりました

 

 

そして師匠にまた

「おみゃーは上手く行きすぎとるで、つまらんw」

と言って頂きましたw

 

ありがとうございます!!

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けみ芥見

岐阜県岐阜市生まれ。芸術家の母の下、絵画、陶芸などに触れて育つ。

2012年より本格的な芸術活動を開始。自身のルーツである岐阜(美濃)の和紙の美しさに魅せられ、自らの作品を描き上げる紙を自作するため、美濃和紙伝統工芸士の下に弟子入りする。同年12月単身パリに渡りヨーロッパでの創作活動を開始、パリ現代アートの中心マレ地区で個展デビュー。美濃和紙の素晴らしさと日本のモダンな美を世界に向けて発信し、日本国内より海外での個展・イベント招聘が多いアーティストの一人。

2015年、自身3度目となるパリでの個展で現地キュレーターに絶賛され、モンテカルロで行われたVERSACE Fashion Art 2015に招聘される。モンテカルロTVで「新しいジャポニスムの到来」と紹介された。

2016年春、着物ブランドAKITSUを設立。日本の伝統衣装着物を海外向けに簡略させた「KIMONO」を発信、ロンドンのフェローチェマガジンに取り上げられヨーロッパで注目される。  またチャリティ活動として芸術家としての知的障がい児のアートを発掘するDAC(Desire Art Company)をスタート。同年12月に “DAC展”を東京池袋で開催し、合計105万円を障がい児の家族に奨学金として送金。様々なメディアに取り上げられ、翌年よりDACの全国展開に挑戦中。

2018年、鎧兜を伝統文化と強烈なパッションを50:50で仕上げる「SHOGUNプロジェクト」を開始。100体作り世界各地にバラまく予定らしい…

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