「小1、2学期から行きしぶり。学校まで送って行ったりの日々です。」

市川弘美

「小1。2学期から行きしぶり、学校まで送って行ったりの日々です。」

というご相談です^^

状況はこんなかんじですね。
・ママが毎日学校まで送っていく。
・先生に引っ張られて教室に入る。
・行ったら友達とも仲良く遊び、楽しい様子ということ。

友達の中に入ってしまえば、楽しいんですね。
それまで、ママの力を必要としています。

まず、学校に一緒に行くことのメリット・デメリットそれぞれを見ていきましょう。

・一緒に行くことのメリット
子どもは安心
家を出られる。

学校で友達と楽しい時間をすごせる。
登校中も挫折することはない。

・一緒に行くことのデメリット
ママの時間が取られる
いつまで続くのか、先が見えない。

2学期に元気に行けるかどうかは、夏休みの過ごし方が多少なりとも影響しています。

夏休みはどうでしたか?
しっかり充電できましたか?
それとも、スケジュールがいっぱいいっぱいで忙しかったかな。

もしも夏休みに充電するチャンスがなかったら、2学期明けてから、行きしぶるかもしれません。

運動会の練習がイヤとか、席替えで隣の席の子がイヤとか、何となくしんどいとか、本人は言葉で表せるほど単純ではないのでしょう。

ただ、そういうことがあっても、「エネルギー」が上回っていれば、学校へ行ける場合も多々あります。

そう、エネルギー切れを起こしているとしたら、行きしぶってしまうのです。

「行きしぶる」「ママと一緒に学校に行く」ことで、エネルギーを貯めているんですよ。

大人でも会社に行きしぶることってあります。
・今日は何となく会社に行きたくない。
・駅まではいつも歩くけど、今日は車で送ってほしい。

子どもも、学校という社会の中で懸命に生きていますね。

そして、人間には充電が必要。
 

学校から帰ってきたら、いっぱい話を聞いてあげること、一緒に遊ぶこと、ママに甘えることも充電に。

ママが充電器になって、いっぱい充電してあげたら、そのとき自然に手を離れていくでしょう。
 

Copyright © 2017 ママ育の視点|mamaiku.view All Rights Reserved.

コメント

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

こちらの記事もおすすめ

  1. 「そんな言い訳いらんワ!」と息子に叱られました^^;

  2. 数分で子どもと濃いコミュニケーションが取れる場所

  3. 我慢や妥協しなくていい/理想の子育て☆十人十色

  4. ごほうびがエスカレートするとき・しないとき:しないとき

  5. 4月から「学校オモロクない」と12月30日まで言い続けた息子が皆勤。母が送ったエールとは。

  6. そのあと、すごくすんなり宿題が終わったんです。

  1. 空を飛べる鳥は自由なのか?(自由と権利は、責任と義務にセットで…

    2018.07.03

  2. ご利益ハンパないって!

    2018.06.26

  3. ​大人女子でも楽…

    2018.06.18

  4. 名城の「味付けスパゲッティ」を食べよう!

    2018.06.18

  5. ロンドンの常識なの?イギリスの?

    2018.06.18

  1. 名古屋城本丸御殿がいよいよ完成! さっそく行ってみたがね~!

    2018.06.09

  2. そんとくのかんじょう

    2018.06.09

  3. ボディケアの妊活③ ファンデーションも作ってしまおう

    2018.06.08

  4. 好きなことがある人生

    2018.06.06

  5. 心と体~漢方医学アロマでアロマを使う~

    2018.06.05

Viewトレンド