1回で完ぺきを目指す必要はありません

中田 あきこ

文章がうまく書けなかったり、ハンドメイド販売のイベントに出たけれどあまり売れなかった。頑張ってみたけれどあまり上手くいかなかったってことありますよね。

すごい凹んでしまうかもしれませんが、だから自分には才能ないのかなと思うのは早すぎますよ。

何回もダメ出しをもらったが故に成功したタイトル

『謎解きはディナーの後で』という作品はドラマ化や映画化もされたので、内容は知らなくてもタイトルは知っているという方は多いのではないでしょうか。

作者の方はたくさん推理小説を書いていて、とても実力のある方です。とある記事で読んだのですが、『謎解きはディナーの後で』というタイトルが出来あがるまでに100回くらい編集さんにダメ出しされたそうです。しかしそのおかげで誰もが覚えやすくて興味のあるタイトルが出来あがり、「失礼ながらお嬢様……お嬢様の目は節穴でございますか?」など個性ある執事のキャラクターや本格的な推理小説で読みごたえもあって大ヒットしました。

徐々に良くしていけばいい

イベントに出店して失敗しても、他にもたくさんイベントはあるので、次回イベントに出店する機会はあります。

文章がうまく書けなくても、書いて書いて書き直せばいいだけです。

やり方は他の人を参考にしてもいいですし、本を読んで勉強してもいいですね。講座を受けたり、人にアドバイスをもらったり、いろいろと方法があります。

最初は失敗しても自分がどこにつまづいているのか、課題点がわかるだけです。自分のやりたいことを諦めずに、改善点をどんどん改善していけば、クオリティがさらに高くなっていきます。気づくと自分の求めているレベルになって、最初の失敗が失敗ではなくなります。

まだ経験が浅くて何かうまくいかなかったとしても、1回で完ぺきを目指す必要はありませんし落ち込む必要もありません。ご自身のペースでどんどん気になっている点を改善していってくださいね。

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中田 あきこ

23歳の時にシナリオライターというお仕事を知り銀行で働く傍ら、シナリオのスクールに通って技術を学ぶ。

ラジオドラマで初めてシナリオライターとしてのお仕事を頂いた後は、
・ケータイゲームのシナリオ(アイドル育成ゲーム)を執筆
・ケータイ小説をリクルート社様の学生向けHPにて8週間連載
・Webマガジンで妊娠中の自分の体験談を執筆
・企業様の商品をストーリー形式で紹介する記事を執筆
・ムック本『ルパン三世大解剖』の一部執筆
・企業のリクルーター向けマンガシナリオ執筆
など書いてきました。

今後も様々なジャンルを書いていきたいと思います。
プライベートでは3児の母。子育ても仕事も頑張っています。

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