「コトバを扱うということは、ココロを扱う」ということ
ライターとして、日々文章を書くという仕事をしている中で、いつも思うことがあります。
それは、
『コトバを扱うということは、ココロを扱う』
ということです。
◆言葉が発達した理由
そもそも人間の言葉が発達したのは、自分以外の人間とコミュニケーションをとったり、危険を知らせたりという伝達を行なったりするために、「伝えたい」という想いがベースにあったからですよね。
世界に自分ひとりしかいなければ「伝える」相手がいないので、言葉なんて発達しなかったはずです。
文字は、それを形にして「残す」ために生まれたものです。
発する言葉、書く言葉。
どちらにも「伝えたい」という「人の想い」あってこそ。
ところが、そこに「想い」が込められておらず、その言葉を聞く、読む人のことを考えない
「コトバを扱えても、ココロが扱えない」
というケースも多くみられます。
書き方ひとつで読んだ人の感情をよくも悪くもできるコトバ。
「自分の伝えたいことは、この伝え方でいいのかな?」と、少し考えてみるだけでも全然違ってきます。
◆文章を読むのは人間
ブログだって、セールスレターだって、商品説明文だって、プロフィール文章だって、みんな「なにかを伝えたいから書く」んです。
小手先だけのテクニックでは本当には伝わらない。
特に商品やサービスを売るための文章では、ライティングのほかにマーケティングが必要になってきますが、マーケティングは心理学と言っても過言ではありません。
書き方だけじゃない、人のココロを文章でどう動かすのか?が大事だからです。
WEB上に溢れるたくさんの文章。それを読むのはココロを持った人間だということ、忘れずに発信していきたいですね。
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