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気をつけたい「こそあど言葉」

文章の基本的な部分ですが、気になる文章を見つけたので、再度書きますね。

文章が回りくどかったり、長くなる人の特徴はいろいろありますが、その中の1つに、指示語の多用があります。

これ(この) それ(その) あれ(あの) どれ(どの)

この4つの頭を取って、こそあど言葉。
何かを説明するときの文章に出てしまう場合が多いです。

大きな箱があります。この中には小さな箱と中くらいの箱が入っていてます。それは大切な人のために用意したもので、その箱の中にはプレゼントが入っています。

少し極端な例文ですが、「この中」は大きな箱の中とわかりますが、「その中」は、いったいどの箱の中なのかがわからないですね。

このように、何かを指し示す指示語は気をつけて使わないと、書いた本人だけが意味をわかっている、なんてことになりかねません。

指示語を使うときは、できれば一文に一つにしておくと良いでしょう。それ以上使うと、読み手を迷わす可能性大です。


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