子どもはどうしてウソをつくの?
子どもはどうしてウソをつくのでしょう。
実は、わたしたち大人も上手にウソをついてることがあります。
ボールペンがどこに行ったか分からなくて、さがしてもさがしても、見つからない。
そんなとき夫に
「足がついてどっかいっちゃったね」
と言われれば、心の中で「ありがとう」とつぶやきます。
これは、夫が私を思いやり、私のプライドを守るめに、ついているウソですね。
「失くしたら困るのは自分だろ」
「ちゃんと元に戻さないからだ」
「朝いそがしいときに言われても困るんだよ」
などと責められたら、プライドが傷ついて、「もぉいいよ!」という怒りにすり替わってしまいます。
モノが見つからなくて困ったときに、もう助けを求めることができなくなるかもしれません。
また傷つきたくはないですからね。
子どもは、ときどきウソをつきます。
ケガをしてるのに、「知らない」。
消しゴムなくしたのに、「知らない」。
帽子を公園にわすれてきたのに、「知らない」。
いやいや知ってるでしょ~って見るからに分かるけど、子どもは自分で自分のプライドを守っているんです。
「どうしたの!?本当のこと話しなさい!」と詰めよらないで、「そっかぁ」と上手にウソをついて見守ってあげるといいですね。
子どもがウソをついたときの対応はこちらで詳しくお伝えしています。
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