【説教】コミュニケーションをはばむ12の型
コミュニケーションをはばむ12の型の中の
【説教・訓戒】についてです。
グダグダと「説教」されて、
「そのとおりだな~」と素直に受け取るよりも、
「もういい」と言いたくなることがほとんどですね。
子どもが話すこととか、やっていることを見て、
子どもに「いろいろと言いたくなる」場面って
どんなときでしょう。
例えばこんなとき。
子「きょう、ともだちとけんかしちゃった」
親「友達とは仲良く遊ぶのよ」
「仲直りしないとだめでしょ」
「ケンカにならないように、ちゃんと考えるのよ」
「おもちゃ貸してあげないとだめよ」
「ケンカなんかしたら、損するだけでしょ」
「優しい気持ちや思いやりが大切よ」
と、お母さんは自分の考えを分かってもらおうと、
一生懸命説明します。
ですが、お母さんがどんなに思いのたけをぶつけても、
子どもの心には届かないんです。
お母さんの言うことに耳を傾けるどころか、
「うるさい」と反発したり、
それ以上話さなくなったりします。
そんなふうに言われると、子どもは、
お母さんに対して、
『ボクよりも友達の方が大切なんだ』
『ワタシが悪いと思ってるんだ。』
『ワタシのこと、ぜんぜん分かってくれない。」
と感じてしまうからなんです。
子どもが「ケンカしたの」と話すときって、
・ただ聞いてもらいたい。
・落ち込んでいる気持ちを分かってほしい。
・ケンカするんじゃなかったと悔やんでいる。
・思ったよりもまずいことになっちゃった。
とかいろんな思いがあります。
思いをぶつけられたら、親は受け止めて見守ってあげたいですね。
次回は【提案・忠告・助言】です。
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