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ベルトを買ったらサイズ調整は必須!サイズの測り方から切り方まで解説

ベルトを買ってみたけど長すぎる、あるいは過去にサイズ調整をしたことがあるけどイマイチうまくできない…今回はベルトのサイズ調整にお困りの方のために、サイズの測り方から切り方まで、徹底的に解説します。

●ベルトは切ることを前提に作られている

体型は当然のことながら人によって異なります。ウエストが細い人もいれば、太い人もいるわけです。
ウエストが細い人も太いも使えるように、ベルトは長めに作られていて、世の中に出回っているベルトの長さは110cmが多いです。(中には「大きいサイズ」として130cmの長いベルトが売られていることもあります)

ということで、買ったベルトがご自分のウエストにぴったりということのほうが珍しいと言えます。

また、穴が空いていない無段階調整タイプのベルトであれば、買ってそのまま使うこともできますが、バンドが余ってしまって使いにくかったり、見栄えが悪かったりするので、適度に調整する必要があります。

●ベルトのサイズの測り方

それではベルトのサイズの測り方を穴つきベルト、無段階調整ベルトに分けて解説します。

・穴つきベルト
まずはベルトを遠回りに通してみましょう。真ん中の穴でバックルを留めたときに何cm余分かを定規やメジャーで測定してください。
ベルトをウエストぴったりまで胴に巻き、真ん中の穴とバックルの距離を測れば何cm着れば良いのかがわかります。

なぜ真ん中の穴かと言いますと、体型の変化に対応できるからです。一番端の穴に合わせてサイズ調整をすると、仮に太ってしまったときや、痩せたときにベルトがすぐ使えなくなってしまいますので、真ん中の穴がおすすめです。

たとえば余った寸法が10cmあれば、あとで10cm切るようにしてください。
ここで寸法を間違えたり、そもそも寸法を測らなかったりした場合、ベルトを切った後に「思ったより短くなってしまった」ということになりかねません。

・無段階調整ベルト
無段階調整ベルトの場合は、好きな位置でバックルが留められるので自分のお好みの位置で切れば良いのですが、あまりにも短すぎるとちょっとウエストが太くなっただけで使い物にならなくなってしまいます。

胴回りを一周半くらいの長さが良いかなと思います。

無段階調整ベルトの場合は、まずベルトを装着してみて、ベルトの先端から切った後に想定される先端の位置までの距離を測れば、何cm切ればいいかがわかります。

●ベルトの正しい切り方

それでは次にベルトの切り方を順に追って説明します。必要なものはハサミだけです。

・ベルトのバックルを外す
ベルトを切るためには、まずベルトのバックルをはず捌ければいけません。バックルを裏返して横から見ると隙間が空いています。そこにハサミの先端を入れて持ち上げれば「カチッ」とバックルが外れます。

・バンドを抜き取る
ベルトのバンドは、バックルについている牙のようなギザギザで噛むことで固定されています。このキザギザの部分からバンドを抜くように外します。

・バンドを切る
バンドが外れたら先程測定した寸法分をハサミで切ります。革ベルトは硬いので力が要りますが、なるべく一度に切るようにしてください。

また、ベルトを切るときは真っすぐ切ってください。少しでも切り口が斜めだと、バンドを装着したときにベルト全体が斜めになってしまって見栄えが悪くなってしまいます。
斜めになってしまうと固定が甘くなってバックルからベルトが外れやすくなってしまいます。

ペンなどで直線の目印を書いてから切ると良いでしょう。

・バンドを金具に取り付ける
バンドが切れましたら、バックルを外すときとは逆の手順で、バックルに取り付けましょう。
バックリにバンドを差し込んで、牙のようなギザギザの金具でしっかりとバンドを噛んでいることを確認して、バックルの金具を閉めましょう。

尚、あまりにもベルトを深く刺しすぎるとバックルがうまく閉じられない場合がありますので、めいいっぱい差し込んでからちょっと後退したくらいの位置で留めると良いかと思います。

・仮に短く切りすぎてしまったらどうする?
よくある失敗で「短く切りすぎてしまった」ということがあります。
ただ、今回ご紹介した切り方であれば、穴付きベルトであっても無段階調整ベルトであっても、ある程度余裕をもっているので使い物にならないということにはなりにくいです。

ただし、穴は少し窮屈に感じるかもしれません。ベルトに穴を開ける道具があって、好きな位置に穴を空けるのも1つの手ですが、どうしても見栄えが悪くなってしまうので、少し短めに切ってしまった場合は、1つ横の穴に合うようにさらに短く切ったほうが良いかと思います。

●ベルトを正しい切り方で切れば快適で長持ち

ベルトを正しい切り方で切れば、自分のウエストにぴったり合ったベルトになります。また、バンドが斜めにならないため、外れにくくて長持ちします。

意外と「短く切りすぎた」「斜めになってしまった」という失敗は多いですが、せっかく買ったベルト。使い物にならなかったり、すぐに外れてしまったりしてはもったいないですよね。

ぜひ、ベルトの正しい切り方をマスターして、ベルトを買ったときには実践してみてください。

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