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リュックで通勤しているメンズが急増中!注目されている5つの理由とは

ビジネスマンの通勤アイテムと言えば手提げ型のビジネスバッグが主流というイメージがありましたが、最近ではリュックサックを通勤カバンとして使っているメンズも多くなり、ブームとなりつつあります。
今回はビジネスバッグの代わりにリュックが選ばれている理由について考えてみましょう。

リュックの歴史とは?再び見直されたリュック

そもそもリュックは登山などのアウトドアや軍隊用に開発されたカバンです。その歴史は長く、18世紀頃から軍隊で使われていたと言われています。
荷物がたくさんあっても背負うことで両手が使えるのがメリットなのは誰しもが知るところだと思います。

日本に入ってきたのは明治時代。地理学者の山崎直方氏が留学先のドイツから持ち帰って山岳クラブで紹介したのが始まりとされています。その後、登山家の間で愛用されてきてきました。

アメリカ文化が入ってきた70年代から80年代にかけて、リュックサックに荷物を背負って旅する「バックパック」が日本で紹介され、リュックが普及してきたのです。
ただ、カジュアルすぎてビジネスの場では合わないことと、「野暮ったい」「オタクっぽい」という理由から、通勤カバンとしてはあまり広まりませんでした。

しかし、最近になってデザイン性が優れたリュックが多く発売され、実用性も見直されてきたことから、リュックをカバンとして使う人も増えてきました。流行の先端をいく女子高生や、若いメンズを中心に、リュックを活用しています。

通勤用にリュックが選ばれる5つの理由とは?

それではなぜ最近になってリュックが注目を集めているのでしょうか?その理由を見てみましょう。

・実用性バツグン

何と言ってもリュックの魅力はその収納力と言えるでしょう。ビジネスバッグは手提げ型で、スマートなデザインを重視しているため、どうしても収納スペースが犠牲になります。ノートパソコンを無理やり押し込んだり、書類を取り出すのに手間取ったりしたという経験がある方も多いかと思います。

リュックサックは容積も広々。書類もノートパソコンも本も、そしてお弁当も全部収納できます。さらにポケットも豊富に付いていて、文具や携帯電話といった小物も整理して収納することが可能です。

・カジュアルな職場が多くなった

今、スーツではなくて私服で勤務できる会社も増えてきています。服装がカジュアルになれば、従来のビジネスバッグにとらわれる必要もありません。
職場の雰囲気がカジュアルに寛容になってきたことも、リュックサックが選ばれる理由と言えます。

・自転車通勤に便利

近年の健康ブームや、エコを大切にしようという気運が高まっていて、電車通勤やマイカー通勤から自転車通勤や徒歩通勤に切り替えるビジネスマンも多いです。
自転車通勤の場合は手提げ型のビジネスバッグは不向き。特にカゴがないスポーツタイプの自転車はリュックを選ばざるを得ません。

・ノートパソコンの持ち運びに便利

今やパソコンはビジネスの必需品。先程もご説明しましたが、ビジネスバッグにノートパソコンを入れてしまうと、それだけで場所を取ってしまい、他の書類や書籍などが入らなくなってしまいます。

無理やり小さいビジネスバッグにノートパソコンを入れると傷を付けてしまったり、故障したりする危険性も。ノートパソコンの普及もリュックが普及した要因の1つと言えます。

・疲労軽減や体のバランス維持

手提げ型のビジネスバッグの場合は片手で持ち運びするため、どうしても体の片方だけに負荷がかかります。そうすると肩こりなどの原因になり、体の歪みもひどくなります。
リュックサックであれば両方の肩に均等に力が分散されてかかるので、肩こりの予防や体のバランス維持につながります。

通勤リュックはデザインも重要!

以上のような理由から、最近リュックが注目を集めています。ただし、リュックなら何でも良いというわけではありません。

柄が入っているなど、あまりにも派手なデザインのものはやはりビジネスには不向きです。また、収納力があるからといって登山で使うような大きなものを使うと「大げさ」という印象があり、街中では浮いてしまいます。

くすんだようなモズグリーンや茶色、迷彩柄といったデザインのものはどうしても垢抜けない印象があり、オタクっぽいというイメージが出てしまうものです。

メンズが通勤で使う際には、カジュアルすぎず、大きすぎないものを選ぶのが大事。特に最近では通勤用のリュックとして従来のビジネスバッグのような色合い、素材を使ったものが多く出回っています。私服はもちろん、スーツにもマッチして、リュックのメリットである収納力も確保されているので、通勤で非常に使えるのです。

メリットがたくさんあるリュック。「ビジネスバッグは荷物が入りにくい」「カバンを持っていると疲れる」「自転車通勤をしてみたい」という方は、リュックサックを検討してみてはいかがでしょうか?

 

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