ファンが怖くなった日の話
毎日暑いですね。
歌詞を書く時は季節を先取りすることが多いので、暑い中で冬の寒空を想像することも多いです。
あぁ寒……くないんですけど、全然(汗)
仕方がないので、ちょっとだけ背筋が寒くなるようなお話をしましょう。
こんにちは、作詞家のMikeyです!
私は人見知りでビビリなので、こんなことを思うのは私くらいかもしれないんですけど…
もうかなり昔々の話なのですが、ファンが怖いと思ったときのことを書いてみようと思います。
ファンが怖くなった日の話
あのね、ファンっていっても私のファンじゃないですからね。
そんなの分かってるって?
はい、すみません。
それじゃあいってみましょ〜!
え〜と、その日は、作詞家デビューしてからわりと早い時期にやってきました。
ジャニーズのあるグループの曲に歌詞が初めて採用されたときのことです。
事務所のHPでの発表で、私は初めてその歌詞が採用されたことに気づいたのですが、初めての採用で浮かれているときに、突然ケータイが鳴ったんです。
いや、まぁ、実際はメールだったんですけどね。
私は当時、作詞者名から想像しやすいメールアドレスを使っていたためか、まったく知らない人からメールが届いたんです。
それも、なんのメッセージもない真っ白なメールが。
これってもしかしたら偶然かもしれないんですけど、あまりにもタイミングがぴったりだったので、ファンの人にメールアドレスを突き止められちゃったのかと思いました。
それで、本当にもう、怖くて怖くて…
速攻でアドレス変更しましたよ(汗)
特権なんてどこにもない
作家は歌ってくれるアーティストを応援していますが、別になにか特権が与えられているわけでもないし、アーティストの友達でもないし、ファンの方々が羨ましがるようななにかがあるわけでもないです。
むしろ私はファンのみなさんのファンなのです。
ライブで歌われる歌を聴いているファンの方々を、後ろからそっと見るのが大好きです。
だからね、ちょっとだけ優しくしてもらえると嬉しいな。って思います。
あ、優しくっていっても、別に無理に応援してくれたりとか、そういうのはなくてもいいですよ。むしろなにもしなくて大丈夫です、ホント。
そうしたら、ファンのみなさんが喜ぶようなフレーズをアーティストが歌ってくれるように、素敵な歌詞が書けるはずなので。
あと、もしあの時のメールがたまたま知らない誰かのミスで届いたもので、私が勝手にビビってるだけだったらゴメンナサイ!!
今はファンのみなさんのこと怖くないです。
ほ、ホントに怖くなんかないんだからねっ
色んなことがあるけど、歌詞を書くのって最高に楽しいです!
それではまた!
CREATOR’S NOVAというサイトで
クリエイター応援活動をしています。
そちらも良かったら是非!
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