ついに起きた事件のはじまりー…義実家ぐらしなのに堂々と不倫相手を連れ込まれたおはなし【3話】
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不安と不穏を孕んだ日々の末にー…
年末年始を機に、家の不在が増えたり
在宅時も心ここにあらずと、露骨に態度が変わっていった夫。
そんな夫を目にして「何かあるのでは?」と不安がどんどんと膨らんでいき、
そして「私はどうするべきなのか?」と頭を抱える夜が続いた。
ついに起きた事件の始まり
その日は大事な用事を控えていた
この日は、実姉と交際相手のご家族との両家顔合わせという
とても大切なイベントを夜に控えていました。
もとおはここ数日の中でも早めに帰ってきました。
「今日は帰りが早いね」なんて話していると、
そそくさと朝食を済ませてすぐに寝室へいってしまい…。
「せっかく早い帰りだったのに、一緒にいてくれないんだな」
と寂しい気持ちになってしまいましたが、この日は大切な用事に向けて色々と支度をしなければならず、
寝室まで追いかけることはしませんでした。
そして外出をする夕方前に仕事と済ませると、まるのお世話を義母さんにお願いして身支度をすることにしました。
私のベッドに、頭がふたつ?
身支度をするためにまず、よそ行きのワンピースと上着を
とろうとクローゼットのある寝室へ向かいました。
時刻はすでに昼過ぎ、いつもならもとおは爆睡している時間です。
なので、起こさないようにそーっと入室しました。
「ちゃんと寝てるかな…」
そう思ってふと彼の寝ているベッドに目をやると…
すぐにただならぬ違和感に気がつきました。
なんと、頭がふたつ並んでいたのです。
これは余談ですが、寝室にあるもとおの使っているベッドは
婚姻時に持ち込んだ私のものです。
もとおはそれまで敷布団生活でしたが、このベッドを使うようになりました。
新婚当初はふたりでよく寝転がっていたものです。
まるが生まれてからはなくなってしまいましたが…
そんな私のベッドに、なぜか頭がふたつ。
「この家にもう一人人間がいたっけな…?」
「いや、いるわけないじゃないか…だとしたら、バイトの子?」
「何か事情があって家に帰れない子を連れてきた、とか…?」
現場を見て瞬時に、そんなことが頭に廻りました。
実際、以前もとおが「バイト先に訳あって(親の虐待で)家に帰り辛い子がいる」なんていう話を聞いたことがあったので
そんな考えが巡ったのですが、
すぐに撤回しました。
「いや、だからって一緒の布団で寝ることないじゃんか」と。
そしてすぐに察しました。
「これが最近のもとおの変化の元凶だ」と…。
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