良い旦那さんになりそうな戸山さん⑩
戸山さんと仕事終わりにご飯に行ってきました
前回、
「お鍋が食べたいなぁ」
って言っていたのを覚えてくれていたみたいで、事前に、候補を4つも送ってきてくれました。
私は
「ここ!」って選ぶだけ。
ほんと助かる
やっぱりテキパキしている男性に限るわぁ
ただ!!!
多分、ほぼ割り勘だろうけれど、な!!!
だけど、もうこの点は割り切る事にしました。
年齢差ほぼ無いので。
同い年みたいなもんですのでね。
もう良いです、はい。
約束の日。
一言で申し上げましょう…
最悪だったよね…
戸山さんではなく…
横のテーブルがね!!!!
通された席がさぁ、私たちのテーブルと、6人席のテーブルが一緒の個室で。
入店した瞬間からゲラゲラバカみたいに大笑いしている声が聞こえていて…
ほんとうっせーな!!!
って思った方々がまさかの横のテーブルだったという事態…
この方々とこれから同じ個室で過ごすの…
まじで…
結構キツイんですけど…
他の席に移動したかったのが本音だけど、既にテーブルにコースの準備がされていたので、
バカ笑いを繰り返す40代〜60代のおっさん6人組と時間を共有する事に決めました
戸山さんとは結構打ち解けていて、
「早く仕事が終わったから、本屋に寄ってて。
こんな本買ったんだけど興味ある?
読み終わったら貸すよ!!良ければ」
「ありがとうー!!」
みたいな会話をしつつ…
いやいや、待て待て…
だけどこれ、万が一どちらかがお断りしたくなった場合、やっかいな事になるんだよね…
よう喋るお医者さんの時に色々頭かかえた過去があったやん!!!
と思いながらも、
「りおなさんのオススメの本もあったら、貸してほしいなどんな物を読んでいるのか興味あるな!」
「じゃあまた持ってくるね!」
みたいに断り下手な私が炸裂しつつ、極めて和やかな空気感でお鍋をつついていました。
途中までは…
「俺、
社内専門やわ!!!
コウビは社内の女としかしませーーん!!」
横のおっさんが、くっそバカでかい声で手を叩きながらお下劣に笑っている。
正確に言うと、向こうと私たちとのテーブルの間に低いものの一応つい立があって、ハゲちらかしていたり、白髪混じりな頭までは分かるが、本当に下劣な顔で笑っていたかは知らん。
が、横のギャハハハに、私たちの会話が一瞬かき消されました。
「お前、次は15階の◯◯さんいってみろよ!
一回くらいならいけるかもしれんで!!」
「いや、あの子、ただただ受け身そうやん!!!
リアクション無さそうでおもんないわ。
俺だってなぁ、社内やったら誰でもコウビする訳ちゃうからなぁ!!
選ばせてくれって!」
…コウビって…
交尾!?
え、この人ら、めっちゃ下ネタ話してるやん…
→続く
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