【過去シリーズ】京大ストレートガイ④
待ち合わせに現れた彼は、
いつもの、
コーディネート♡笑
いいの、いいの!!!
格好良いし
私は、今年は着ることがないと思っていた浴衣で向かう事にしました
基本ケチ節約家なので、彼、出店とかで一切買わないんです。
「こういうの割高だよなー!
俺は要らない。」
なーんて言いながら、私が私用に買った、から揚げをガン見してくる。
「…食べる?」
「いいの?ありがとう!」
まぁ良い、まぁ良い!!!
圧倒的高学歴の三浦翔平!!!
何も言うまい!!!
事件は花火大会を見終わった後に起こりました。
念の為に、終電の時刻を調べようと、鞄の中から、携帯を探そうと思った所、見つからない。
必死で探しましたが、やっぱり無い。
落としたんだ…
財布をなくす次にダメージが大きいのは、私は携帯の紛失です。
頭が真っ白。
駅までの帰り道で、慌てふためきました。
「ほんとごめん。先に帰って…
私、携帯、探しに戻りたい…」
「人、多いよ。
今、戻っても見つからないよ…」
「見つからなかったとしても、座っていた所に一度戻りたい。
なかったら、警察にも寄りたいから、ここで解散で大丈夫だよ。あとは私1人で大丈夫!
ごめんね」
本当はそりゃついてきて欲しかったけど、
大幅に時間がかかりそうな予感がしたので、私なりの配慮をしたつもりでした。
「いや、ここで解散はまずいよ。
え、晩御飯は?食べない?
食べようよ??
戻っても無いと思うよ。」
なんで無いって分かるの!?
もう誰かが拾ってくれているかもしれないけど、
そのままあるかもしれないじゃん!!!
正直…
晩御飯なんかより、さっさと現場に戻りたい。
戻って大捜索したい。
と思ったのだけれど、
確かにこの人込みの中、逆走もキツイなと思い、
「そうだね、とりあえず晩御飯食べて、人がはけてから、もう一度戻ることにするよ。」
と答え、定食屋さんみたいなところに入りました。
本当ならね!!
花火大会の素敵な余韻が残る中、せっかくの浴衣で定食屋って…
って話なのだけど、この時は、さっさと食べられるならどこでもよかった。
晩御飯を誘ってきたくせに、勿論1円単位まで割り勘だった事も、この時ばかりは本気でどうでもよかった。
ま!
私も花火後の余韻、壊しまくっているしね!!笑
人の事言えない。
さらっと定食を食べ終わって、
「じゃあ、今日はありがとう。
私はさっきのところに戻るね!」
と言うと、
「あと一か所、付き合ってくれない?」
と言われました。
ナウですか??
何を付き合うの???
現場に直行以外選択肢って何かあります!?
→続く
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