施術の学びと香りの世界と
先日、ある薬剤師の先生と医療の在り方についての話題に。
最近のとある勉強会で、心臓の細動脈にカテーテルを入れて心不全の治療をするオペの機器が開発され。
高度医療としてかなりの成果を見せているとのこと。
でも、そのオペは原価600万だそうで。
しかし、保険適応になっているので高度医療として請求すると数万円で受けられるという技があり。
しかもそのオペを施行するのは80~90代の高齢者であるという現実が多いらしいです。
そこで考える私たち・・・。
80歳とか90歳の高齢の人に600万もかかる手術を施す価値でした。
もちろん、命が助かるならそれはやっていった方がいいのですが。
かつては80歳で心不全です・・ということは往々にしてあったはず。
高額なこうした医療がある傍ら。
ジェネリック医薬品にして保険料の少しでも抑えましょう・・・というチマチマしたやり方。
現場の薬局では混乱しながら患者さんに
「なんでジェネリックにしなきゃならんのだ?」
と叱られながらなのに。
という不満も出てきたりしてるわけで・・・。
そんな医療界の現実の中から飛びだす植物療法の一つであるアロマや
人の体の治癒力を活かす施術ホロソフィー®の世界での学びは私にとってオアシスでもあります。
本日はこのオアシスについて少し書いてみようと思います。
ホロソフィーってなに?
よく尋ねられるのですが、実はあまりしっかり答えることが出来ていませんでした・・・・
すがじかん
↑
ここに協会の会長が話してくれているのでぜひ見てみてください。
この施術は基本が「人の体は完全である」という考えのもとに。
制限がかかってしまった人の身体が元に戻ろうとすることを手伝う施術。
三位一体。「身体、精神、魂」にはすべてバランスが必要であり。
そこには調和があってこそ人は自走して生きていけるという考え。
アロマだけでは(私はトリートメントをしないので)やれなかったことを。
ホロソフィーという施術を通して人に触れ、来てくださる方がご自身の足で自分らしく生きていけるよう。
そんなお手伝いのツールとして現在も少しずつ施術させていただいています。
実際私が施術を受けて、色々な変化を体験し。
人の生きるの深さ目の当たりにして。
今ではこの施術で身体が楽になるのでどんどん動ける、行動できる。
そんな感想をいただけることで、施術を深めていきたいと思いました。
現在は一つ上のアドバンスコースを受講することになり、先日も行ってきましたが。
奥が深すぎて、頭がパンパンになって帰ってきました・・・
辞めたい・・・
やっぱ来なければよかった・・・
そんな想いが講座中何度も浮かぶのですが。
人に触れると、その方の身体が反応し、制限が解放されていく様を手で感じると。
もっともっと頑張りたいと思うのです。
施術をはじめて、人に触れるようになったら。
自分も感覚が研ぎ澄まされてきて。
アロマだけをやっていた頃より、受けることも感じることも増えてきました。
それはある意味しんどくてつらいこともありますが。
人は本当に不思議で、自分でシャットダウンして動くこともできることもおぼえています。
だから薬剤師としても働けるし、エネルギー重たい薬も難なく触れます(笑)
ホロソフィーは多分体感していただくと分かりやすい施術。
そして、アロマと同じく。
素直な清々しい心で受けてくださると分かりやすいかもです(笑)
香りの世界
香りの世界というより、アロマの世界ですね。
そして、この香りの世界はホロソフィーの施術と併用して使うことが出来ます。
ホロソフィーは現在身体の制限の個所にアプローチしています。
見えない部分も多分触ることで動いているとは思いますが、基本は骨格や膜構造にアプローチしています。
(先生からはできていない・・・と言われていますが汗)
ですから見えない感情や心の部分は香りにお願いしています。
真ん中の精油はミルラです。
うちのミルラはよくこうやってあふれ出てきてしまいます・・・。
これも精油の不思議なところですが。
この精油を使ってのカウンセリングでは、お客様にとても喜んでいただけました。
ミルラは人によっては嫌がる方もいらっしゃるのですが。
ブレンドしてみると意外にいい香りに仕上がること多いです。
また多分。
同じロットのミルラでも。
うちにあるのと、他の方の精油ボックスにあるのとでは違うと思うのです。
事実、ミルラは開封すると固まってしまうとのご意見も多かったのですが。
うちのは開封しても固まらず、溢れ出てくるものの最後まで滴々と使えます。
こうした不思議な力に助けてもらって、ご自身の感情や心にアプローチしてみることも植物の使い方になります。
自然のものは本当に答えがなくて多岐にわたる変化をしてきます。
私たち人間も自然体であるということがどういうことなのか?
そんなことを日々考えながらお客様に接しています。
エゴ、ジャッジ、欲。
最初に書いた医療の世界も。
本音は「患者さんを治したい」というところからのオペ。
でも、それが80歳にもなった方に使うその意味。
600万もするオペを自己負担は10万以内で、では残り分は誰が負担しているのか?
そもそもその80歳の方はその事実をご存じだろうか?
もちろん、家族のために長生きしたいと思われるかもしれないし。
もっと人生楽しみたいから長生きしたいと思っているかもしれません。
それはそれでいいのですが。
色んな視点で見てみると、その人なりの自然体が出てくるのではないかな?
そんな風に思います。
この記事へのコメント