美容と健康の食〜日本の食材〜暑い夏にぴったり!疲労回復と栄養吸収促進の『梅(うめ)』
助産師フォトグラファーのSaoriです。
新型コロナウイルスの影響もあり、最近野菜作りを始めました。
‟食”は体づくりの資本。
「せっかくなら自分で食べる食材は自分で作ってみよう」と思ったのがきっかけです。
まだまだ分からないことだらけですが、野菜作りをする中で、私が学んだ知識などをお伝えしていけたらと思います。
せっかくなので、日本の食材を使った『美容と健康の食』についても書いていこうと思います。
梅(うめ)の旬は梅雨の頃まで
うめの旬は、5月から6月頃です。
毎年この時期になると、大量に梅を買い込み、梅漬けや梅ジュース、梅酒を作るのが恒例です。
青々としたもの、少し色づき赤みを帯びたものもあるのですが、すももや桃のようにほのかに甘酸っぱいような香りが梅から立ちあがり、とても幸せなきもちになります。
梅のもつ効能とは?疲労回復や栄養吸収を促進!
梅は、ミネラルを豊富に含んだ強アルカリ食品です。
梅の果肉には、クエン酸、ピクリン酸、カテキン酸など、強い殺菌・抗菌作用をもつ有機酸がふくまれています。
カテキン酸は胃腸の働きを促し、ピクリン酸は肝臓の機能を活性化することで、新陳代謝を活発にする働きがあると言われています。
中でも梅干しの酸味成分であるクエン酸は、疲労回復に効果がある成分と言われており、人間が生きていく上で重要なエネルギーをつくり出すだめに、必要な成分です。
人間が生きるためにエネルギーは欠かせないものですが、このエネルギーは「クエン酸サイクル」というエネルギー生産工場で作られています。クエン酸が、このサイクルの働きを活発にし、疲労の原因となる乳酸の蓄積を防いでいます。
さらにクエン酸には、栄養吸収を促進するという作用もあります。
食事とあわせて、さらに効果アップ!お手軽ドリンク「梅湯」のすすめ
梅の効能である、「疲労回復」「強い殺菌・抗菌作用」「胃腸の働きの促進」「栄養吸収の促進」。
そんな梅を使って簡単にできる飲み物が、「梅湯」です。
1分で超簡単!「梅湯」の作り方
梅湯の作り方は簡単!
「コップに梅干しとお湯をいれ、かき混ぜる」だけ。
梅干しは塩分も多いため、1回に必要量は、大きな梅なら、8分の1程度で十分です。
暑い時期ならば、この梅湯にはちみつをプラスして、氷をいれれば、簡単梅ドリンクができます。
ほんのひと手間でさらに美味しい梅湯を作りたい場合は、梅干しをグリルや網で「焼き梅干し」にし、それを使ってみると、とても味わい深くなります。
栄養吸収を促進する作用があるため、食事とあわせてとることでより効果的にクエン酸の効果が働き、体に栄養をとりこむことができます。
紅茶を作る際に、ほんの少し梅干しをとかして飲んでみても美味しいですね。
エアコンで乾燥して、のどの不調を訴えている方も多いようなきがします。
殺菌・抗菌作用もある梅、免疫力をあげるためにも、是非生活にとり入れたい食材です。
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