漢方医学の世界から内観する
昨日と本日。
漢方医学基礎@オンラインの2日間連続講座でした。
zoomという慣れないオンラインでのレッスンで、再受講の方々にはご迷惑をおかけしてしまうこともありましたが。
なんとか無事終えることができました。
かつてはブイブイやっていたこうした講座ですが、最近はなんとなく責任感のようなものを感じて躊躇してしまっていました。
完璧でなければならない。。。という想いも強く、なかなか一歩が踏み出せないでいましたが。受講してくださる方々のおかげでこうした一歩を踏み出すことができています。
漢方医学の世界は、身体のことを西洋医学とは違う観点で見ていくのですが。
何千年の歴史のある医学であるがゆえ、数日の学びで全てを網羅することは不可能であると思っています。
専門の先生から1年2年かけて学ばれる方も多い世界なので、私がお伝えできるのはほんの少し一部になります。
それでも、基礎的なことを知ると自分の身体の見方や今現在どんな状態なのかを見ていくことでたくさんの気づきになると思います。
この講座を作ったのは5〜6年前になります。
そこからいろんな試行錯誤を経て現在の形になっています。
かつてはここにアロマを入れてお伝えしていましたが、これからは基礎編とは別にアロマや薬草のことをお伝えしていくことにしました。
漢方医学の世界の言葉は何度か聞いていくうちに落とし込むことができるという理由です。
最近考えるのは。
漢方薬の世界も、治療という概念がベースになると依存を生み出していくのかもしれないということでした。
アロマも、どうにかしてあげよう。という気持ちだと以前を生み出してしまいます。
先日ご縁が繋がれた方がある動画で。
自分が持っている夢とか、未来のために、という気持ちは。
実は目前に大きな問題を抱えている人には伝えられないことがわかったという言葉がありました。
人のためにしてあげられることって実は少ない、もしかすると皆無なのかもしれないという気持ちになりました。
たまたまお手伝いのような形で人のお役に立つことはあるかもしれませんが。
誰かのために・・・という概念はもはや古いのかもしれないな〜と思いました。
それよりも、自分が自分の本当の悦びの中で伝えていることの方が多くの人のためになるのかもしれないと思ったりしました。
そのためにも、漢方医学を通して自分の体や七情に向き合うことが大切になるのかもしれないと考えています。
肝=怒
心=喜
脾=思・憂
肺=悲・憂
腎=驚・恐
これらの情志が内臓を損傷するという考え方はかつての漢方の大先生も書籍に書いていらっしゃいました。
今回参加の皆様からも、最後の30分でいろいろなシェアをしていただきました。
嬉しかったのが、自分を置き去りにしていたことに気づいたというお言葉や
本当はここではなく、違うところに根っこがあったことを知ったなど。
漢方医学を受講する前から違う観点でご自身の体を見ていかれたことにとても感銘を受けました。
学ぶことは頭で考えることではなく、体感して感覚で感じ取ることが大事。
これは私がかつてお世話になっていた師匠にも言われたことです。
漢方医学基礎はし受講の方は現在無料になっておりますので、今後開催があるときは是非ご受講くださいね。
意外に忘れてしまっている感覚を思い出すことができたりするようです♫
現在募集中のレッスンとカウンセリング、施術はこちらからどうぞ!
この記事へのコメント