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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

膀胱炎になったら!?

本日は中部学院大学のシティカレッジでした。腰痛・肩こり緩和のアロマとして発信。最近はアロマブレンドを使われた方がその反応に驚かれることが多く、やはりアロマでの不調緩和は確かなものだと思わされることが多いです。

アロマテラピーベイシック

アロマの成分、芳香成分には人を楽にする力があるのは学ぶことで腑に落とすことができます。そして使ってみると更に実感します。

特に抗菌のアロマテラピーについてはかなり研究が進んでいます。

そして今回の実践は膀胱炎へのアロマテラピー。

膀胱炎の場合、西洋薬では抗菌薬を使います。成分としてはニューキノロン系やセフェム系。これらの抗生剤を使い前にアロマでのケア。自然治癒も断然ありの急性膀胱炎ですが、痛みや不快感を早く解消するためには精油を使ってみるのもありです。

今回使ったのはオレガノカプセルと下の精油たち。オレガノカプセルに入っているフェノール類であるカルバクロールは他のチモールやオイゲノールという成分より抗菌活性が強く、このカプセルはいろいろな使い方ができます。そして上記パルマローザ、ティートゥリー、ローズウッドに含まれるモノテルペンアルコール類はモノテルペン炭化水素類よりもはるか抗菌活性が強いのは、構造に水酸基を持つことから理由がわかります。

マジョラムは腎臓刺激作用を期待して組み込みました。これは膀胱のあたりの血流を増やすため。膀胱炎では膀胱内についている細菌を出してしまうことが治癒への一歩となります。抗菌などで死滅させてしまうこともいいのですが、せっかく排泄機能が備わっているのなら、排泄して出してしまうことがいいわけです。ですから、膀胱炎の時は水分を多くとって腰などを温めることをお勧めされるのです。

こんな感じで処方を組み立てるためには、ある程度体のことは知っておくことがいいですね。

ナードジャパンのアドバイザーレッスンではこうした体の仕組みについても学ぶことができます( ^^)

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