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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

アロマでインフルエンザケアをする

インフルエンザ。

流行っていますね・・・

病院で抗ウイルス薬をもらって一安心の方も多いでしょうが。せっかくなら、そこにアロマケアも加えていただきたいです。

アロマケアは、単に体を楽にするだけでなく.

インフルエンザの後に感じる倦怠感や残る咳などの緩和にも役に立ちます^ ^

では、どんなケアを行ったらいいでしょうか?

 

加湿と同時にアロマを使う

ウイルスの苦手なものは「湿度」です。

アロマが使える加湿器があればなおよいのですが。

あえて買う必要はなく、手持ちの加湿器の近くにアロマの入った小瓶を置いておくだけでも大丈夫です。

理想の湿度は60%。

ですが、結露も気になるのでこの辺りはご家庭に合わせて行ってみてください。

 

アロママスクを使う

紙マスクにも一工夫。

小さなスプレー容器に水を入れておいて、そこにインフルエンザ対策の精油を数滴たらします。

精油は水に溶けないので分離してしまうのですが、使う前に良く振って使うか

乳化剤などを利用してマスク用のアロマスプレーを作っておきます。

このときエタノールを入れると気管などにエタノールが入ってしまうので注意が必要です。

例えば

  • ティートゥリー
  • ユーカリラディアタ
  • ラベンダーアングスティフォリア

を1滴ずつ。

50mlくらいの水に混ぜてその溶液をマスクにスプレーしたら。

インフルエンザ対策のマスクの出来上がりです!!

喉と胸の周囲にブレンドオイルを使う

芳香浴でも防ぎきれないことも。

そんな時は早急にブレンドオイルを使いましょう。

予防なら1~3%濃度でもいいですが、ちょっと症状っぽくなったら5%くらいで作ります。

  • ティートゥリー
  • ユーカリラディアタ
  • ラヴィンツァラ
  • オレンジ

などを上記の濃度で作ります

キャリアオイルはホホバオイルでも手持ちの(化粧用の植物オイルを)使ってみてください。

1日4回くらいまで塗布が可能ですが、小さなお子さんには1回でも十分です。

 

ディフューザーで抗ウイルス空間

精油は揮発性の性質を持つので、漂わせるだけでもその力を発揮します。

ですが、拡散させるためにデュフューザーを使ってみましょう。

精油を2~3滴垂らして1時間ほど香らせるだけで室内のウイルス対策に。

  • ユーカリラディアタ
  • ラヴィンツァラ
  • ティートゥリー
  • オレンジスイート
  • ラベンダーアングスティフォリア

などの中でお好きなものを混ぜて入れてみてください。

特にお勧めは上気道炎にいいとされるユーカリラディアタと誘眠作用に優れたラヴィンツァラ。

お子さんのいるご家庭ではここにオレンジなどを混ぜてあげるといいですね。

 

質の良い睡眠

免疫力は昼間に作られますが、体内の修復は寝ているときに行われます。

ウイルスに侵された細胞の修復は十分な睡眠が大切になりますよ。

  • ラヴィンツァラ
  • マンダリン
  • ベルガモット
  • ラベンダーアングスティフォリア

などの精油を使って深い睡眠に誘導してくれるアロマを使ってみましょう。

寝る前にブレンドしたものを塗ってもいいですし、ディフューザーに入れて室内に香らせるのもいいです。

ベッドリネンにブレンドしたスプレーを振っておくのも素敵な睡眠が得られますよ。

香りはお好みで選んでください。

 

回復期にアロマケア

症状が落ち着いてくると、咳が続いたり喘息になりかかる方も多いです。

咳止めを処方されたら是非飲んでいただきたいのですが、その時にたんが絡むようならアロマがお勧め。

  • ユーカリラディアタ
  • ユーカリグロブルス
  • イヌラ

などの精油は痰の切れを良くしてくれますよ。

他にも鎮咳作用の精油なども挙げられていますので一緒に使ってみてはいかがでしょうか?

体力が落ちていると感じたら、オレガノやブラックスプルース、アカマツヨーロッパなども使えます。

食生活も気にかけて

万が一、インフルエンザウイルスに感染していたとすると体内では免疫が活発に働きます。

その時使われるのがビタミンC。

出来れば食べ物で補いたいところですが、忙しい方はタブレットなどでも大丈夫です。

他にたんぱく質や炭水化物もしっかり取りましょう。

「補腎」がベースになるのでミネラルを含む食べ物も摂取していくといいですね。

また、温かいものを食べることをお勧め。

体が温まると免疫力も上がってきます。

 

薬だけに頼らない毎日を

レッスンでもよく話すのですが。

薬はあくまでも「治療」するのではなく、症状を抑えるため。

例えばインフルエンザの薬もウイルスに対して働くのですが、本来人が持つ自己治癒力は上がりません。

薬を使うときは「症状を抑えている」のだということを忘れないで。

それよりも自分で治す力を持ち上げることの方が大切です。

抗ウイルス薬は確かに素晴らしいですが、それだけに頼るのではなく自分のなかに在る治癒力を上げていきましょう。

抗ウイルス薬を使ってばかりいると、体の治癒能力はあがらなくなります。

日々のケアで是非ご自身の体力と気力を持ち上げてください^^

 

 

 

 

 

 

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