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体に出てくるアレルギー反応のアロマ使用と肝臓

 

先日の帝京大学医真菌研究センター所長であられる安部先生のセミナーででてきたアレルギー反応と精油の関係。

 

安部先生は精油の取り込みすぎによるアレルギー反応について危惧されていました。

 

 

人の体にとって、外から入るものはすべて邪気としてとらえる漢方医学の考え方からすると。
吸う空気、食べるもの、そして塗布したり触れたりする精油も時には邪気となります。

 

 

食べ物も精油も。
血液中に乗って体内を移動するものはすべて必ず肝臓をとおります。

 

 

肝臓では、主に代謝が行われるのですが。
この代謝がフル回転である=エンジン全開状態
ということになります。

 

 

肝臓ではアルブミンといって、体の防御機構を司るたんぱく質が作られるようになっているのですが
肝臓の機能が落ちてくると、アルブミンも作られなくなってきます。

 

 

漢方医学的には肝の疏泄が悪くなることで血液に余分なものが溜まってしまう。
血液がドロドロする。

 

 

そうなると・・・・

体の中にできた余分な不要物が代謝されない、排泄されにくくなる
そんな状態で出てくるのが皮膚への反応。

 

 

抗アレルギー薬は痒みを引き起こす物質を作らないようにしたり、血管の拡張を防いだり
受容体と言って、体に反応を引き起こすときにハマる器に蓋をして症状を起こさないようにしたり。

 

 

そんなお薬たちがあるのですが、アロマでもこうしたものに近い作用を持つものもあったり
痒みそのものを軽くしたりするものも。

 

 

実はそういうのって西洋薬と同じ「対症療法」でしかなく、根本治療になっていないことを
はき違えたりしないでほしいのでございます。

 

じゃ、どうしたらいいのか?

 

 

取り急ぎの炎症を鎮めたり、痒みを落ち着かせるのはいいでしょう。
でも本当は精油や植物によるアレルギーが出たときは、自然のものを控えたほうがいいでしょうね・・・。

 

 

そして落ち着いたらデトックスを心掛けるといいかも。

肝臓の働きを助けながらドレナージュ的な役割を持つ精油。

 

 

もちろんアレルギーにいいというわけではなく、肝の疏泄を促したり
体の中の余分な物質を排泄する助けになる精油の一つです。

 

 

高脂血症などの不調をお持ちの方にも使えます!(^^)!

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