向精神薬の常用に香りを添えてみよう
本日HPのリニューアルが完成しました!
レルプリハーブオリジナルのレッスンに加えて多くの方にアロマに触れていただけるようなカリキュラムも作りましたのでぜひご覧になってください(*^-^*)
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レッスンをしていると何気ない会話の中からこぼれてくる様々なお話・・・。
そんな時にそっと差し出すのが香りのお守りです。
カウンセリングの中では向精神薬の危険性などもお話しするのですが
あまり危険ばかりお伝えすることばかりでは実際にその薬で救われている方の杖を奪ってしまうことにもなりかねません。
だから「併用」という形で香りを差し出しています。
本日もそんな場面に遭遇し手元にあった精油ボックスから数本精油を選んでスプレーにしていただきました。
エチゾラムというお薬
成分名エチゾラム。
一般名は伏せておきましょう。
多くの方が服用をしている薬で内科でも簡単に出される「向精神薬」です。
とてもキレがよく、効いた!とわかる薬です。
でもキレがよく効いた!感覚があるのでいつも手元に置いておきたくなります。
そしてこの薬は半減期(薬の成分が半分になる時間)も短いのですぐに「ほしくなる」という現象も起こります。
半減期が短いが故、安全だという風に思われがちです。
が・・・。反対であるのです。
しかしこれを服用している人からいきなりやめて。というのはできません。
それでも国は少しずつこうした薬の乱用を危惧しています。
調剤薬局ではこうした向精神薬の多量投与に対しては患者さんと医師との連携をとり勤めていくことが必須になりつつあります。
ですがその代替になる本格的なものはまだないのも事実です。
減薬のために
減薬は原則医師と患者さんとで綿密に相談していただく必要があります。
そこで連携が取れたら・・・アロマを使うことも一つの手になります。
減薬のお手伝いは過去にも何回かありますが、とにかく一生懸命つながっていくことです。
香りのよさは皆さんわかっていらっしゃるのですが、それでも時に不安感が強くなりアロマから離れてしまわれたり、お薬が減っていくことの不安がアロマから離れてしまう原因になることもあります・・・。
そんな時でもさりげなく香りを取り入れてもらうことができれば半分減薬は成功です。
そのような時に使いたいのが「抗不安作用」のある精油。
マンダリンやプチグレンです。
香りを受け付けない場合
こうした薬理から求めて出てきた精油を使ってもらいたいけどその方が受け付けない場合。
基本は好きな香りをベースにしていきます。
アロマの世界は本当に面白く、精油成分の中で数パーセントしか含まれていない成分が実はその精油の一番の力の発揮どころだったりすることも多々あるのです。
そうなると、例えば全量10滴入れる中でプチグレンやマンダリンが1~2滴でもその方に必要な成分なら確実に精油の作用は力を発揮することになります。
このようにして香りを下にひそかに入れて、お相手の顔がほころんだらそのブレンドは成功です♬
薬はやめないで減らす
先日、あるお客様のご家族が7~8種ほどの内服で体も心もかなり落ちてしまったとご相談がありました。
お薬の弊害は目に見えていましたが私はサロンでも「やめてください」とは言いません。
休薬については薬局では決して言えないことですが、サロンでもそこは言いません。
それは急な休薬がかえって患者さんの命取りになることもあるからです。
しかし、そのお客様。。。ご家族の生命力を信じて一気に薬をやめます!と医師に宣言し、医師もまたその強い言葉に押されて認可されたそう。
そしたらそのご家族はみるみる元気になられたとか。
薬剤師目線では「思い切りすぎたですね汗」という気持ちでしたが、アロマ屋としては「素晴らしい!」という気持ちでした(笑)
しかし責任はとれないので、やはり薬は一気にやめないで少しずつ減らすことを考えでほしいものです。
笑いと会話と香り
あまり人に言えないと思っていた悩みでも、案外話してみることで人は普通に受け入れてくれるものです。
そこに笑いがあればなお元気になれると思いますが、香りがあることで更に苦労なく復活することができます。
個々には脳への香りの作用として、不安や恐怖を感じる「扁桃核」に対する香りの快刺激については脳科学的に立証されているからです。
レスプリハーブではアロマカウンセリングの中に、アロマアナリーゼを利用したり。
カードを使ったり、数秘を使ったりしています。
そんな何気ない会話とツールの中からお客様の笑顔が戻ることがたくさんあります。
薬剤師として薬局にいらっしゃる方を見ていると、こうした香りと会話の場がもっと増えるといいな・・と思うわけです。
セラピストさんのように実際に手を添えることは難しいかもしれませんが、香りを添えることは意外にも簡単だったりするのです。
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