そもそも保存に使う「塩」ってどんな効果なの?
・漬物
・シメサバ
・OOの塩漬け
塩を使った保存のきく商品は色々ありますよね。
なんとなく、食材の保存といえば「塩!」といったイメージをお持ちの方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、なぜ「塩」が食品の保存に良いとされているのでしょうか?
まずポイントとして、
「塩」には殺菌効果はないということがあります。
「え?殺菌効果ないの?」
はい、意外な事に塩自体には殺菌効果はないといわれています。
では、なぜ塩漬けなどが防腐作用を持つかというと、
ポイントは雑菌が活躍できる環境が、
「水分が50〜60%」あるというところなんです。
食材に塩をふることにより、浸透圧で食品の水分が外に出され、
雑菌が活躍できる環境でなくなる!
これが「塩」による防腐作用の原理なんです。
ですがもう1点ポイントがあり、
「塩」による防腐作用は、塩分が10%以上なければいけないという事。
ですので、極端な減塩保存では、本来のように長期保存はできないんです。
塩漬けに挑戦される事がありましたら、この塩の原理と塩分の割合を考えて
頂けると、長持ちするものを作れるかと思います。
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