痛みの原因は一つだけじゃない
よく、心と体はつながっていますよ!
そんな風に最近は言われてること多いです。
『病は気から』
の語源もここにあるようです。
漢方の世界では、体を治して行くうちに心も軽くなるという観点もあるのか。
陰陽五行思想の中に七情と呼ばれるものも入ります。
例えば怒りを貯めると肝の疏泄が悪くなると言われます。
怒り=ストレスともとらえます。
現代の社会では、やらなければいけないことが多く、また、そのように躾けられているために肝の疏泄が悪くなるパターンが多いです。
女性なら月経不順や不妊。
男性ならメタボリック症候群など。
そのようにして体を見ていくと、痛みもまた発痛物質だけでない何かに起因していると考えることもできます。
痛みの原因は主に3種
- 侵害受容性疼痛(怪我や打撲骨折などによる)
- 神経障害性疼痛(病気などによる神経の障害)
- 心因性疼痛(社会的な環境や心理的な要因による)
この中の心因性疼痛がいわゆる「気のせい」として診断が下されにくいものになります。
検査値では普通だったり、器質的に何も問題がないのに、なぜか痛むというパターン。
こうした痛みの背景には、もちろん隠れた神経障害性のものもあるのですが
多くは心因性によるもので原因は痛みのある個所になかったりすることも。
そのようなときは漢方医学的に不調の原因を探ったり
心理的な部分でトラウマなどに気づいてもらったり
お話していく中でご自身の生きてきた中に痛みの原因があったり・・・
それを見つけるためのツールはいろいろでしょう。
それに気づかせるためにアロマの香りは優しく寄り添ってくれたりします。
胸の部位に痛みの基があるときにお勧めはローズ精油。
ハートを開くお手伝いとともに、スピリットの部分も癒してくれる精油です。
原因不明の痛みにも必ず原因はあります。
でもその多くは「気」「精神」の辺りにあったりするのです♡
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