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  • アロマ日和
  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

月経とアロマ

女性にとって月の満ち欠けの周期は密接に関わるもの。

 

妊娠や出産を一生のイベントとして持つことができるのでそれなりに山も多い人生になります。

よく、満月や新月の日は出産が多いと聞きますが引力の関係もあるのではないかといわれ

女性が自然の流れに敏感なのも分かる気がします。

 

こんな月の周期に影響しやすいために毎月悩まされることが多い月経痛。

アロマで緩和となると、鎮痙攣のあるバジルやタラゴンの精油を組み合わせた処方をよく見かけます。

 

どちらもフェノールメチルエーテル類であるチャビコールメチルエーテル(カビコールメチルエーテルともいわれます)を含むために子宮の筋肉の痛みを和らげるという目的で使われます。

 

バジル:Ocimum basilicum シソ科

鎮痙攣、自律神経調整、消化促進、肝臓強壮など。

消化器系の不調だけでなく、平滑筋の過度の収縮による不調にも使うことができる精油。

マウスレベルでの肝臓毒性の報告もあるために、経口は不可。

皮膚塗布も刺激性を考える必要があります。

 

タラゴン:Artemisia dracunculus キク科

鎮痙攣、抗アレルギー、食欲増進など。

キク科由来で消化器系の不調にも使えます。

通常アルテミシア属には神経毒性を持つケトン類が含まれるのですが

タラゴンにはこの分子がないので安全に使用できるといわれています。

しかし皮膚刺激は避けられないので高濃度使用は避けたいです。

 

これらの痙攣を落ち着かせる力で月経痛によく用いられるのですが。

痛みを起こさせない体つくりも考えたいところですよね。

 

アロマでは「予防」という観点を考えると、漢方医学的に生理痛が起こるメカニズムを知っておくと

痛む前にケアをすることができるのです。

 

本来月経に関与する臓腑は「肝」

血にかかわる重要な部位になります。

 

肝の疏泄をよくすることが月経痛や月経困難、無月経などに対応するコツ。

 

使う精油には血液の流れや肝の疏泄をよくする精油を使っていきます。

また、日常では甘いものの食べすぎや冷やすことは避けたいもの。

瘀血であるが故月経痛がひどくなっている方おおいです。

 

アロマブレンドを使うことで経血がさらっとしていくという方も♬

 

月経痛でお悩みの方は、一度ご相談くださいね。

 

アロマカウンセリングは初回8000円2回目以降4000円からです。

 

漢方医学アロマ岐阜5期は3月から募集開始です。

また、関東圏にて4月に行います。詳しくはHPにてお知らせいたします。

 

漢方医学アロマについて学びたい方はこちら

 

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