症状の原因を探る
調子がよくないときに、医療機関を受診しても原因がわからないってこと。
ありませんか?
例えば痛み。
昨日我が家の息子が腰の上あたりが痛むと訴えてきました。
腰の痛みで思い当たるのが、筋緊張による痛み。腰痛などはこの類であることが多いです。
しかし、押さえても痛い、排尿がほとんどないということだったので腎盂炎を疑って受診しました。
尿検査、エコーなど。
結果は「どこも悪くないです」
という結果で、念のために抗生剤を処方されて帰宅です・・・。
腰痛の考えられる原因
内臓系の疾患でないなら原因を探らなくてはいけません。
考えられるのは
- 冷えによる血流障害
- 筋肉の使い過ぎによる筋疲労
- 打撲
- 筋緊張
などです。
ここ以上のもの、例えば結石や異形物形成などは病院にお任せですので
そこまでにやれることを自宅でやってみます。
痛むから痛み止め?
受診した医院の先生は、痛むから痛み止めという考え方はありませんでした。
私もこれは賛成です。
痛む=血流障害
であることが多いのですが、痛み止めを服用することで更に血流が悪化していきます。
よく、生理痛などで鎮痛剤を毎月飲んでる人などは注意が必要ですよ!
痛み止めは鎮痛作用もあると同時に解熱効果も持ちますので体が冷えてしまいます。
腰痛や肩こりなどの慢性の痛みに出る痛み止めも同じ。
特にお風呂に入ると楽になる~という方には痛み止めではなく「緩める」ということをお勧めします。
今回のような内臓からではない、特に背部の痛みはほぼ「ストレス」と考えてもいいのです。
ストレスだとなぜ背部が痛むの?
ストレスは人にとって「敵」とみなされます。
もちろん、多少ストレスがあることで人は免疫をあげてくるのですが、過度のストレに対して体はひたすら闘い続けます。
その時に副腎からコルチコイドが出てきますが、これらが分泌されると同時に肝臓からは血液がどんどん体に放出されています。肝臓は食べ物から体に必要な成分を加工したり、貯蔵したり、赤血球を作るうえで大切な鉄分の貯蔵も行っています。
それがひたすら血液を流すことになり、貯蔵が不十分な状態となるので体全体には血液不足という状態が起こってくるのですが、そのサインとして背中が痛くなることが多くなります。
漢方医学手には「肝」の疏泄の不良。
我慢することでもこのような症状が起こることが多いです。
肝は木と同じ
肝という臓腑は、春に属し、木と同じ性質を持ちます。
木は、水により育まれ、芽吹きの春にのびのびと育つ様子を示します。
つまり、人の肝ものびのびとしていることで体の器官に栄養分を十分に与えることができ、健康で元気に過ごすことができているということになります。
ところが、ストレス過多で肝の仕事不十分であると様々な不調をきたします。
- 頑張りすぎる
- 我慢ばかりしている
- しなければならないが強い
- 押さえつけられて育っている
など・・・。
背部の痛みはこうしたことが原因であったりするのです。
アロマでやれること
肝は特に感情(大脳辺縁系部位)の影響を多く受けるとされています。
つまりアロマの得意分野。
いい香りを嗅ぎながら、背中でうっ滞している血液や体液、気の流れを良くしてあげることで肝の働きは少しずつ回復してきます。
使いたいのは自律神経を調節する精油。
バジルなどがお勧めです。
他にその方が好まれる香りを使ってあげることもケアにつながります。
我が家の息子・・・。
普段は苦手なマジョラムがとてもよく感じたのですが、これは慢性疲労を意味しています。
頑張りすぎとは思いますが、今は踏ん張りどころ。
そんな意味でもアロマでケアしながら支えることも受験生の親としてやれること。
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