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熱中症予防と熱中症対策にアロマ

毎日暑い日が続きます。

熱中症に対する注意喚起が毎日のように流れ、救急車搬送者が全国で9000人を超えたとニュースでありました。

そして、まさか??と思うような場面で熱中症の危険が迫っていることを最近思いました。

熱中症ってなぜなるの?

暑さに体が耐えられなくて・・という簡単なことではなく、体の中では様々なことが起こっている状態です。

経時的に書いてみましょう。

夏になり体が暑さに対応する準備を始めます。
しかし今年は急に暑さがやってきました!
本来体が熱くなると人は汗をかいて体温を下げますが熱中症の時はすでに汗をかいている状態が多いです。
(もしくは汗をかけない人が多い時代なので汗が出てこない)

体内の水分が少なくなることで、さらに熱はこもり頭痛や吐き気などの症状が出てきます。
人によっては熱っぽさが出てきたり、鼻水などの症状が出たりして一見風邪症状に見えることもあります。

また、水分が不足することで体内の塩分やミネラルが失われてしまうので痙攣などにつながることも。
だから塩分の入った水分補給が熱中症では必要になってきます。

 

他にも熱中症になる原因は日ごろの食事や体力作りです。

では熱中症になったらどうしたらいいのでしょうか?

今回は使えそうなアロマと絡めてお話しましょう。

 

熱中症かな?と思ったらどんな香りをつかうか

ほとんどの熱中症サイトには

  • 体を冷やす
  • 水分(塩分入り)を摂取する
  • 病院に行く

などのように書いてあります。

食べ物に梅干しやイオン飲料、最近では熱中症のための飲料も出ていますので
こうしたものを常に手元に置いておくことは大切になります。

多くの人が体の熱さや頭痛などを訴えますが、時に寒気を訴えることも・・。
これは体温調節機能がくるってしまって体は熱いのに寒いという状況が起こるのです。
いわゆる「自律神経の失調」となります。

このようなときはアロマで香りを使いましょう。
自律神経調整という力を持つ精油が何種類かありますので、お好みの香りを知っておくと便利です。

  • バジル
  • サイプレス
  • ジュニパー
  • プチグレン
  • ローレル

また、熱がこもってしまっているのでその熱を外に出すことを考えます。

簡単なのは氷などで首の後ろや脇など、リンパや動脈が流れている個所を冷やしますが、
そこに香りがあると呼吸もしやすくなります。
呼吸は体の気のめぐりを助けるので、利尿などにもつながりやすいです。

熱中症の時はあまり尿が出ないこともあるので、こうした排尿に気を向けることも大切になります。

涼しげな香り代表として浮かぶのはペパーミントなどのミント系だと思います。
が!実はペパーミントに含まれるメントールは体に塗布などすると体温を上げてしまうことも最近分かってきているので注意が必要です。

とはいえ、少量香りとして使いたいので10mlに1滴ほどは可能でしょう。

また、熱中症は一種の炎症反応なので精油も抗炎症などを用いるといいと思います。

  • レモン(気を巡らせるため)
  • ラベンダーアングスティフォリア
  • ペパーミント
  • カモマイルローマン
  • レモングラス
  • プチグレン
  • リトセア

などいかがでしょうか?

いずれも、5mlの無水エタノールに10滴ほど入れてよくかき混ぜ、5mlの水で薄めて使用時に良く振って使うといいでしょう。

 

予防のために

熱中症の予防には基礎体力作りの他に日々やれることとしては睡眠と食事です。

夏はただでさえ夜が寝苦しいので質のいい睡眠の確保は大切になります。

  • ラヴィンツァラ
  • マンダリン
  • プチグレン
  • カモマイルローマン
  • ラベンダーアングスティフォリア
  • マジョラム
  • ベルガモット

などで睡眠の質を上げましょう。

また、食事で得た栄養分などをしっかり吸収できるようにします。

  • オレンジスィート
  • レモングラス
  • バジル
  • ペパーミント
  • レモン

など。

たんぱく質をしっかり摂りたいのですが、消化に欠かせない胆汁などの分泌促進なども考慮してです。

これらは3~10%、症状に合わせて腹部に塗布です。

そしてミネラルの摂取も。
これはひじきなどのミネラル豊富な食事とともに、当店では

紫外線に負けない緑の粉

をおすすめしています!

また、過ごす場所もかなり重要!

お食事の準備をされるお母様方はキッチンに立つ時間多いですよね。
キッチンは火を使うために高温多湿な場所になるので熱中症になることが多いようです。

まさか!?と思うような場所でもなりますので、十分すぎるくらいの注意が必要です。

 

小さなお子さんの熱中症

小さなお子さんや学生さんなど。

若い人は体の発熱反応が大人より多いです。

赤ちゃんが体温が高いように、小さな子も体温は高め。
そして発達段階なので脳の機能も未熟です。

このような子たちが熱中症になり、熱がこもってしまうと危険です。

そのために、小さい子や学生さんは「予防」が大切になります。

マメな水分摂取などを心掛けてあげてください。

 

関連サイト

実はこの記事を書くきっかけは、view,cafe のBossのヒントでした。

熱中症は身近なところで多く起こっていて、先日私も軽く熱中症になりました。

Bossがご紹介してくれたサイトがこちら・・・

熱中症ゼロへ

 

良かったら参考にしてみてください。

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