薬の効果は本当にあるの!?アロマの可能性を探る!!
花粉症・・・すごいですね。
幸い私は花粉症ではないのですが、周りの方々は薬を飲んで症状を抑えていらっしゃる。
ちなみに我が家の家族も数年前まではひどい花粉症でしたがアロマを始めたらさほどでもなく、娘は昨年までほぼ完治していました。
アロマの素晴らしさを家族で実感しています。
そんな本日は、薬局においていろいろと考えさせられる中でアロマの可能性を掘り起こしてみました。
新薬の作用機序はほとんどがin vitro!?
西洋薬とアロマ両方に触れているとそれぞれの特徴が見えてきます。
西洋薬は体の細かい部分にターゲットを当てて効くように作られています。
綿密なように見えて実は見えていない感じ
というのも、薬物動態の作用機序は in vitroといって試験管内での実験をもとに認められていることも・・・。
この試験管内での作用機序をもとに、in vivoという生体内(主にラットなどで)での研究に入っていきます。
ところが多くが見えていないことなので、「考察される」「可能性が推察される」などの表現になっていることもあるのです。
作用機序はあってないようなもの。
ではなぜ薬として認可されるかというと、効能効果が副作用を上回るとなったときに認可されるのです。
ところがこの効能効果、人によっては副作用として出てきたり全く効かないという声も出てきたりするので、西洋薬全般がすべての病気を治すことはできないのは、投与される人間に個体差があるからと考えられます。
例えば、ある自己免疫疾患の薬とされるものは、炎症性の細胞から放出されるサイトカインの抑制や、好中球の遊離抑制、ほかに活性酸素の除去などという記載があるのですが。
こうなると、全体を見るアロマの精油のほうがずっといいように思えてならないアロマ薬剤師でございます。
慢性炎症にアロマがいい理由
上の薬は自己免疫疾患なので「慢性炎症」としてとらえることができます。
主に、癌や認知症、高血圧や糖尿病、高脂血症など。
いわゆる慢性の不調は体が慢性炎症を起こしていると考えられています。
炎症性のサイトカインは炎症を起こす原因となる体の内分泌物質。
そうなると「抗炎症」という言葉がヒットするわけです。
アロマの精油には抗炎症作用を持つものが多く、例えばラベンダーアングスティフォリアなどもこうした慢性炎症には使える精油の一つになります。
- カモマイルローマン
- イランイラン
- リトセア
- レモングラス
- ユーカリレモン
- オレガノ
などの精油も慢性炎症に使えるのですが、高血圧や糖尿をはじめ体が交感神経活性な方にはこうした香りが好まれることが多いのも、嗅覚で本能的にこうした香りを求めているからでしょう。
血圧が高い!?というときに使いたい香り
実は血圧降下剤を服用している方の3分の1くらいはコントロールができていないことがあります。
もちろん夏になるとこうしたことは少ないのですが、冬になるととにかく血圧降下剤を服用していても血圧が140以上あるということも・・・。
これは寒さというストレスだったり年末年始のストレスだったりすることがあるので、体的には薬は効いていないということではないのですが。
こうしたときこそ香りの出番。
ラベンダーやイランイランの香りは数日嗅いでいると血圧がゆっくり下がってくることがあるのです。
香りのある暮らしは健康の第一歩。
是非とも本物の香り(お勧めはケモタイプ精油で分析結果が出ているもの)を使ってほしいものです♬
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