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メタボリックのためのアロマ

レスプリハーブではナードジャパンアロマアドバイザーレッスンが続きます。

 

体の炎症と痛みのアプローチ。

ですが、私たち世代が気になるのがメタボリックのためのアロマ。

そして免疫とも深く関わる【自然炎症】という言葉も気になるところです。

 

メタボリックには。

高コレステロール血症、高脂血症、高血圧、動脈硬化、糖尿病などが当てはまりますが。

 

 

これらがストレスによって発生する炎症を起こす内因物質(サイトカイン)によって悪化しているということが最近分かってきたようです。

例えば・・・体や脳がストレスを感じると、体は戦闘態勢に入ります。
そこでエネルギーを多く使い、体内に蓄積されている栄養分を使い体を動かしてストレスに立ち向かいます。
そこにはマクロファージが血管からどんどん浸出してきて体内にでてきた不要物を排除しようと働きます。
ところがマクロファージ、暴走をすると炎症のサイトカインを出して自分の細胞や正常な細胞までも攻撃をし始めます。
例えばサイトカインTNFαは血管内皮細胞に作用して血液の流れを止めます。
そうなると体では血流障害による疾患が起こってきます・・・。

マクロファージやサイトカインというと免疫をガッツリ思い出しますよね(^^;

免疫となると、とたんに睡魔が襲うくらい難解で奥が深い分野。
それでもなんとなく体がどのようになっているのかを知り、精油の成分を見ていくと。
同じ「抗炎症作用」が得意なテルペン系アルデヒド類でも使い分けが見えてきます。

 

メタボリックとして多いのが高脂血症や高コレステロール血症。
肝臓の働きが正常であることと同時に、エストロゲンなどの不足もLDLコレステロールを上げていきます。
(エストロゲンは肝臓へのLDLコレステロールの吸収を促進します)

つまり・・・
脂質異常症とされる男性に起こりがちな症状は更年期以降の女性にも起こりうるということ。

これは体内の炎症反応とは別の領域も加味されてきますが、脂質異常症は自然炎症の延長にあります。

レッスンで学ぶ精油の一部。

テルペン系アルデヒド類と言われる芳香性分類に属しますが、その固有作用は別物です。

ユーカリレモンに含まれるシトロネネラールは抗炎症作用を(夏には蚊の嫌う香りとして有名です)
リトセアやレモングラスに含まれる、ネラールやゲラニアールは抗ヒスタミン作用があるとされています。

つまり・・・
同じテルペン系アルデヒド類の精油でも、使い分けることで不調の緩和につながりやすいということ。

運動器系の炎症や体内の内因物質による炎症はシトロネラールの精油を用いるといいことがわかってきます。

では、抗ヒスタミン作用のある精油はどのようなメカニズムで使っていきましょうか?

こちらについてはのちほど。。。

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