マダム・アサコの哲学、の件。
フランスでは珍しくないことだが
子育ての家庭環境は日本のそれとは比較にならないほど多種多様
結婚をせずにカップルのまま
若しくは夫婦別居で
若しくは最初から一人で
はたまた同性カップルで
などなど
パリの大親友
マダム・アサコもそのひとり
今は女手一つで(すごく可愛い)男の子2人を立派に育てている
活発で優しく聡明
16歳になっても素直で何でも話してくれる長男くん
いたずらっ子でデリケート
8歳にして本物の布や宝石を見分けられる次男くん
陶芸家のおじいちゃんの血を引いてか
2人とも芸術家気質で
昔から彼らの作品の創造性には驚かされるばかり
私は血縁関係はないのだけれど勝手に叔母心(仮)で
いつもふたりを見る目がハートになってしまう
決して声を荒げない彼女の子育てには
どんなポリシーがあるのかとある時たずねてみた
「あのね、秘訣は2つだけなの」
「Le secret d’éducation c’est de aimer et gâter à volonté quand ils sont petit( à leur demandes) , et en suite faire confiance et laisser libre….」
(小さい時はとぉーっても愛して甘やかしてあげて、そして大きくなったら子供を信じて自由にさせるの)
子供を育てることに正解・不正解の見極めは出来ないのだろうけれど
彼女のセオリーには潔さの奥に深い覚悟を感じる
ま〜私は無責任なバカ叔母(仮)なので
今夜も子供達に会いにワインとシュウェップスを持って
遊びに行かせてもらいましょうかねぇ
たくましくも可愛いママの話はまたの機会に
かしこ
あんこ
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