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阿部派一刀流 阿部吉宏 『鞘(さや)』の慣用表現

日本刀の刀身を仕舞うケース

 

鞘(さや)と言います

 

この鋭い刃を収めるケースが無ければ

サムライが腰に刀を差すことが出来ません

 

そして

鞘は刀が無ければ

ただの、木の筒です

★★★★★★

日本語には

日本刀(刀)から引用された慣用表現が沢山存在します

 

このblogでは、そういった現代の日本語に息づく

日本刀に纏わる言葉もご紹介していきます

 

★★★★★★

冒頭の鞘

この鞘に纏わる表現を幾つかご紹介致します

 

日本刀は

一振り、一振り

大変個性が強く

全体の反り

刃の幅や厚み

長さが全て異なります

 

鞘は鞘師(さやし)という専門の職人さんが

一振り、一振りに合わせた

フルオーダーメイドで製作します

 

一振りの刀に、一対の鞘です

 

刀を別の鞘に収めようとすると

反りや厚み、幅や長さが合わないので

仕舞うことが出来ないのです

 

それを

古の侍たちは

男女の仲になぞらえました

 

『元の鞘に収まる』

麗しい表現です

 

そして

友人知人の関係にも当て嵌めました

『反りが合う(合わない)』

どこかしっくりと来ない人間関係を

上手に表現していると思います

 

そして

侍たちは

日常の歩行の際に左側通行です

 

それは

刀を左の腰に差していたからです

 

侍どうし

右側通行だと

すれ違う際に

鞘と鞘をぶつけてしまう可能性があります

 

侍にとって

鞘と鞘をぶつけてしまう行為は大変無礼とされました

 

所説ありますが

鞘それ自体が漆塗りや、螺鈿で装飾されているものもあり

大変高価なので、傷が付くのを恐れたから

 

鞘と鞘がぶつかると

収められている刀が、鞘の内側を削ってしまうから

 

他にも説があるようです

 

この鞘と鞘がぶつかってしまって

争いに発展する様子を

一人の想い人を取り合う恋愛の様子になぞらえて

『恋の鞘当て』という言葉として残っています

 

★★★★★★

日本人は

日本刀に対して

大変愛着があることがお分かり頂けたかと思います

 

私は

もう一度

日本刀を腰に差して

街を普通に歩ける時代が来ないだろうかと

考えることがあります

 

自家用車の税金の様に

定期的に国家に一定額を納入すれば

侍の心

武士道を体現している者という証として

日本刀を腰に帯びることが認められる

そんな時代です

 

★★★★★★

 

本来の日本人の在るべき姿とは

時代劇の中にしか見受けられなくなりました

 

日本刀は

とても鋭い刃を備えた

殺傷能力が飛びぬけている武器です

 

そして

侍たちは

日々、剣術を鍛錬し

精神と肉体を鍛えました

 

そして、何よりも

どんな時でも

その日本刀を『抜かない』で生きることを美徳としました

 

最強の武器を使用しないで

しかも

最強の武器を自由自在に扱える技を鍛錬して

人生を終了することを美徳としていたのです

 

この志こそが

戦国時代が終了した江戸時代以降

完成された武士道だといえます

 

★★★★★★

 

また

日本刀に纏わる慣用表現を

ご紹介していきたいと思っております

 

 

 

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