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お祝いに贈る花、どう選べばいい?〜花言葉で選んでみる〜

さまざまなお祝いのシーンに心をこめて贈る花は、いつの時代にも喜ばれる定番の贈り物ですよね。
贈り物の花の選び方にはいろいろありますが、花言葉に思いを込めて贈るのも洒落ていて素敵です。
そこで今回は、パターンごとにお祝いにふさわしい花とその花言葉、そしてお花を贈る際に気をつけたいマナーについてご紹介します。

 

結婚するふたりを祝福して贈る「結婚祝い」

結婚祝いに花を贈るときは、結婚式当日でしたら結婚式場や二次会会場、宿泊ホテルのお部屋に贈ります。
しかし、当日の花婿・花嫁さんは荷物が多いでしょうし、デリケートなお花の持ち運びに気を使わせてしまうこともあります。
また、式の翌日にハネムーンに行く場合は、もらったお花を家に持ち帰ることができません。
その辺が気になるときは、ハネムーンを終えて新居に帰り落ち着いたころに贈るとよいでしょう。

結婚祝いではパステルカラーなど優しい色合いの花が喜ばれます。
「結婚式に青いものを身につけると幸せになれる」というSomething Blue(サムシングブルー)のおまじないになぞらえて、ブルー系の花もおススメです。

【結婚祝いにおすすめの花&花言葉】

◇ブルースター『幸福な愛』『信じあう心』
小さな星の形の青い花です。サムシングブルーにピッタリ!

◇バラ
・ピンクのバラ『上品』『気品』『温かい心』『恋の誓い』
・白いバラ『心からの尊敬』『純潔』『相思相愛』
・オレンジのバラ『魅力』『絆』『信頼』
・青いバラ『神の祝福』『奇跡』『夢が叶う』
赤いバラ(あなたを愛してます・情熱)は恋人に贈る花としてはよいのですが、結婚祝いには向いていません。
黄色いバラ(愛情の薄らぎ・不貞)もNG。

◇胡蝶蘭『純粋な愛』『幸福が飛んでくる』

◇カーネーション『無垢で深い愛』
白いカーネーションは亡くなった方へ贈るものなのでNG。
黄色(嫉妬・軽蔑)と紫(気まぐれ・移り気)も結婚祝いにはふさわしくありません。

◇カスミソウ『無垢の愛』『感謝』『幸福』

◇ラナンキュラス『とても魅力的』『晴れやかな魅力』『光輝を放つ』

 

ベビーの誕生を祝って贈る「出産祝い」

出産後のママは赤ちゃんのお世話で大変なので、病院に送るなら花びんに活ける必要のない花かごのフラワーアレンジメントがよいでしょう。
その場合、香りの強い花や花粉が多い花はNGです。
また、鉢植えの花も「根付く=寝付く」につながるのでNGですが、退院後に自宅に贈るなら鉢花でも大丈夫です。
愛らしいベビーをイメージするような、ふんわり優しい色合いのアレンジメントがおススメ!

【女の子に贈る花&花言葉】

◇カスミソウ『無邪気』『幸福』『切なる喜び』
カスミソウはベビーブレス(赤ちゃんの吐息)とも言われ、男女問わず出産祝いにピッタリ。

◇ピンクのバラ『美しい少女』『上品』『気品』

◇ダリア『気品』『優雅』

◇ピンクのガーベラ『崇高美』『思いやり』『愛情』
ガーベラ全般には『希望』『前向き』という花言葉があります。

【男の子に贈る花&花言葉】

◇ブルースター『信じあう愛』『幸福な愛』
この花は海外では「ベイビーブルー」と言い男の子のラッキーカラーであり、出産祝いの定番だそうです。

◇青いバラ『神の祝福』『喝采』『夢が叶う』

 

長寿を祝いこれからも元気でと願う「還暦祝い」

還暦祝いでは1万〜2万円の豪華な花が向いています。
還暦祝いで赤いちゃんちゃんこを着るならわしがありますが、これは赤が厄除けになることから来ています。
厄除けでこれからも元気で過ごしてくださいという思いを込めて、赤い花をメインにしてもよいでしょう。
死・苦をイメージするシクラメンや仏花の菊、花ごと落ちる椿などはNGです。

◇胡蝶蘭『幸福が飛んでくる』
胡蝶蘭の中でも白地に真ん中だけ赤い「赤リップ」は、紅白でおめでたい席に最適です。

◇赤いバラ『あなたを愛してます』
家族や夫婦間なら、普段なかなか言葉にできない思いを赤いバラに込めて贈るのもいいですね。

◇スカシユリ『親思い』『孝心』

◇赤いアルストロメリア『幸福な日々』

◇グロリオサ『栄光』『勇敢』
男性への贈り物におススメ!

◇赤いラナンキュラス『あなたは魅力に満ちている』
紫も『幸福』なのでお祝いにピッタリです。

 

新居を建築したことを祝福し新しい生活を応援する「新築・引っ越し祝い」

新築・引っ越し祝いを贈るタイミングは、引っ越ししてから半月〜2ヶ月くらいがベストです。
引っ越し前後は忙しいので避けてください。
花束は花瓶がないと飾れないので、フラワーアレンジメントや鉢植え、観葉植物がよいでしょう。
特に鉢植えは「根付く=その土地に根付く」に通じて、縁起がいいとされています。
また、赤い花は火事を連想させるのでタブーとなっています。

◇胡蝶蘭『幸福が飛んでくる』
新築・引っ越し祝いの定番中の定番です。会社の新築・引っ越し祝いも胡蝶蘭なら間違いありません。

 

昇進を祝いさらなる発展を願う「昇進・昇格・栄転祝い」

昇進・昇格・栄転祝いは、正式な辞令が出てから1週間以内に相手の会社に贈ります。
鉢植えは「根付く=根を張って仕事をする」に通じて縁起がいいとされています。

◇胡蝶蘭『幸福が飛んでくる』
白が一般的ですが白赤の「赤リップ」もおめでたいのでお祝いの品に最適です。

 

感謝の気持ちを伝え新たな門出を祝う「退職祝い」

退職祝いは送迎会のときや退職の日に渡します。
大きくかさばる花束は持ち運びが大変なのであまり大きくならないように配慮し、持ち帰り用の紙袋も用意しておきましょう。

◇スイートピー『門出』『優しい思い出』

◇バラ
・白『心からの尊敬』
・赤『情熱』『愛情』
・ピンク『温かい心』『輝かしい』『上品』『誇り』
・オレンジ『信頼』『絆』
・青『奇跡』『夢が叶う』

◇ガーベラ『希望』『常に前進』

◇カサブランカ『威厳』『高貴』『祝福』
ユリは花粉が気になるので、あらかじめ取っておいてもらいましょう。

◇トルコキキョウ『すがすがしい美しさ』『希望』『優美』

 

新事業のスタートを祝い応援する「開店祝い」

開店祝いの花は店頭や店内に飾ることになりますが、場所によって適した花の形状も違ってきます。
店頭に置くのであれば、ボリュームのあるスタンド花がよいでしょう。
オープン初日の朝一に着くように贈ります。
ただし、お店によってはスタンド花を置くスペースがない場合もあるので、あらかじめ確認してからにしましょう。

店内に飾るならコンパクトなスタンド花かフラワーアレンジがよいと思います。
香りが強すぎる花や花粉や花びらが落ちる花はNGです。
お店のイメージや雰囲気に合わせて選ぶのがコツです。
また、赤い花は赤字や火事を連想させるので、少量使う分にはかまいませんが赤い花がメインのアレンジはNGです。

 

◇胡蝶蘭『幸福が飛んでくる』
室内に飾るのであれば、定番の胡蝶蘭もおススメです。

◇グラリオサ『栄光』『勇敢』

◇紫のトルコキキョウ『希望』

◇葉牡丹『祝福』『物事に動じない』『利益』

◇アルストロメリア『持続』『未来への憧れ』

 

いかがでしたか?
お祝いのシーンに合う花言葉を持つ花を贈ることで、より一層心のこもった贈り物になります。
マナーを踏まえた上で、素敵な花を贈ってくださいね。

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