1年に一度のお誕生日が素敵なお花で彩られたら素敵ですよね。お花は定番の誕生日プレゼントの1つとなっていますが、いざ送ろうと思うと「どれを選んだら良いかわからない」と悩むこともあるかもしれません。
今回はお誕生日に送るのに最適なお花の選び方を見てみましょう。
誕生花を送る
誕生花は誕生月や誕生日にちなんだ花のことです。今ではすっかり定着していますが、誰が決めたのか、どういう経緯で決められたのかははっきりしていません。
誕生月の花を見てみましょう。カッコ内は花言葉です。
1月：シンビジウム（飾らない心、純朴、高貴な美人）、フクジュソウ（幸福、幸せを招く、永久の幸福）
2月：フリージア（あどけなさ、純潔、親愛の情）、マーガレット（恋占い、真実の愛、信頼）
3月：チューリップ（博愛、思いやり）、ラズベリー（愛情）
4月：サクラ（精神の美、優雅な女性）、スイセン（自己愛）
5月：スズラン（幸福の再来、純粋、純潔、謙遜）、パンジー（物思い）
6月：バラ（愛、美）、アジサイ（元気な女性、辛抱強い愛情、一家団欒）
7月：ユリ（純潔、無垢、威厳）、トルコキキョウ（すがすがしい美しさ、優美、希望）
8月：ヒマワリ（あなただけを見つめている、愛慕、崇拝、情熱）、ハイビスカス（繊細な美、新しい恋）
9月：ダリア（華麗、優雅、気品、威厳）、リンドウ（正義、誠実）
10月：ガーベラ（希望、前進）、コスモス（乙女の真心、調和、謙虚）
11月：シクラメン（清純、きずな、愛情、思いやり）、オンシジューム（可憐、一緒に踊って）
12月：ポインセチア（祝福する、幸運を祈る、聖なる願い、聖夜、清純）、サザンカ（困難に打ち克つ、ひたむきさ、理想の恋）
代表的なものを2つずつご紹介していきましたが、これ以外にもそれぞれ月ごとに誕生花が決められています。
また、これとは別に日にちごとに誕生花が決められています。
例えば１月1日はフクジュソウ、スノードロップ、1月2日はロウバイ、タケ、1月3日はマツ、ウメ、クロッカス、フクジュソウといた感じです。
こちらではとても全て紹介しきれませんが、365日このように誕生花が決められていますので、もし相手の誕生月だけでなく誕生日までわかっているのなら、それに合わせた花を送るとより素敵だと思います。
誰がどうやって決めたかわからない誕生花。実は色々調べていると、本やサイトによって紹介しているものが異なっていることもあります。
ただ、4月はサクラ、6月はバラ、8月はヒマワリというように、その季節に咲く花がやはり誕生花になっているケースが多いようですね。
花言葉で選ぶ
誕生花が誕生日のプレゼントの定番ですが、例えば4月のサクラや、8月のヒマワリなどはなかなか手に入りにくいかもしれません。
その場合は花言葉で花を選んでも良いかもしれませんね。
例えば母の日の定番になっている赤いカーネーションは「清らかな愛情」「母への愛」という花言葉がありますので、お母さんの誕生日に送っても良いかもしれませんね。
青いかわいらしい花、ブルースターは「信じ合う心」。信頼しあっているパートナーに送るのがおすすめです。
お祝い事の定番になっている白い胡蝶蘭も誕生日には最適。花言葉は「幸せが飛んでくる」「変わらぬ愛」「清純」。歳を重ねてますます幸せになって欲しいという願いを込めたプレゼントとして送るのも素敵です。
相手との関係や、誕生日に際して相手にどうなってほしいかという希望を込めて花を選ぶと良いかなと思います。
ただ、花言葉はポジティブな意味合いのものだけではなく、ネガティブな意味合いのものもあります。例えばマリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲しみ」ですので、誕生日に貰ってあまり嬉しい意味合いではありませんよね。
キンギョソウには「でしゃばり」「おせっかい」が花言葉になっていますので、送ったら「私がでしゃばりだと言いたいの？」と思われてしまうかもしれません。
赤いカーネーションには先程も説明したように「清らかな愛情」「母への愛」という花言葉がありますが、黄色いカーネーションには「軽蔑」「失望」という花言葉があり、同じ花の種類でも色によって花言葉が異なるケースがあります。
送る側としては良かれと思って選んだ花でも、相手が花言葉に詳しい人だと不快に思う可能性もなきにしもあらず。花を選ぶときには花言葉に着目してみてください。
誕生日にはメッセージを添えよう
花を選んだら、メッセージカードを添えると素敵です、「お誕生日おめでとう」という祝福の言葉だけでも十分思いが伝わりますが、「いつもありがとう」「これからもよろしくね」みたいに、普段は照れくさくてなかなか口にできない感謝の言葉を書くのも良いですね。
あなたの想いがいっぱい詰まった花は、きっと大切な人の心をパッと明るくしてくれること間違いありません。今回の記事を参考に、ぜひ大切な人のお誕生日には花を送ってあげてみてください。
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