プリザーブドフラワーを始めるときに用意すべき7つ道具と材料
プリザーブドフラワーを始めるには作品を作るための道具が必要。これを買い揃えるだけでも結構大変ですし、漏れがあるといざプリザーブドフラワーの制作を始めても道具がないがために作業が止まってしまうこともあります。
そこで、今回はプリザーブドフラワーには何が必要なのか、どんなものがおすすめなのかということも含めて、リスト形式でご紹介していきます。
プリザーブドフラワーを作る際に必要なツール
まずは作品を作るための道具についてご紹介していきます。
いずれもプリザーブドフラワーをする上で日常的に使うものなので、本格的に始めるときには一式揃えておきましょう。
・ワイヤー
プリザーブドフラワー茎の代わりにワイヤーを使って花を支えますので、必携のアイテムです。26番手もしくは#26と表示されていますが、これはワイヤーの太さを表します。この数値が小さければ小さいほどワイヤーの経が太くなります。また、銀色の着色されていない裸ワイヤーから、茎の色を表現するために緑や茶色に塗装されたものなど、カラーバリエーションも豊富です。
消耗品なので、ある程度の種類をストックしておくと良いでしょう。
・フローラルテープ
ワイヤーをこのテープで巻き付けていくことによって茎の質感を表現できる、紙製のテープです。粘着力が弱いテープですが、引っ張りながら巻きつけていくことでしっかりとワイヤーにくっつきます。こちらも茎の色を再現するためにブラウン、グリーン、ホワイトなどさまざまなバリエーションがあります。
ワイヤーと同様消耗品なので、数種類のものをストックしておくと便利です。
・フローラルフォーム
プリザーブドフラワーを立てて固定するための土台となるものです。スポンジのような柔らかい素材で出来ていて、茎=ワイヤーを刺すことで固定できます。
・ハサミ
花の葉を切断したり、ワイヤーを切断したりするときに使います。プリザーブドフラワーで使う機会が多い道具の1つと言えるでしょう。
ご家庭にある一般的なハサミでも切断することは可能ですが、ワイヤーを切断することを考えると、できればワイヤー切りが付いたクラフト用のハサミを新調したいです。
また、ハサミの使いやすさが作業効率を左右するので、手に馴染むもの、使い勝手が良い物を選びましょう。
・ピンセット
プリザーブドフラワーは細かい作業が多くなります。繊細な花を手でつまむと潰してしまったり、変形させてしまったりということも考えられますので、ピンセットも用意しておきたいです。
なるべく先端が細いもので、滑らないように挟む部分に筋が入っているものが良いでしょう。
・ボンド
フォームの固定や花材の補修に使います。接着剤と比べるとどうしても吸着力は劣りますが、木工用ボンドは乾燥すると透明になるので、目立ちにくく初心者におすすめです。
・グルーガン
固めて棒状にした接着剤を熱で溶かしてピンポイントに流し込むための道具で、その名のとおりピストルのような形状になっています。ボンドと比べて速乾性が強いので、作業効率が上がりますが、すぐに乾いてしまうため付け直しができないというデメリットもあります。
作品のクオリティーに直結する花材・花器
続いては作品の材料となる肝心の花材や花器です。この花材や花器選びがプリザーブドフラワーの楽しみの1つと言えるのではないでしょうか。
・花材
その名の通り、作品に使う花のことです。何百種類と非常に豊富な種類があり、花だけでなく葉や茎、ナッツなどもあります。
カタログや店頭でずらっと並んだ花材をいきなり目にすると「どれを選んだら良いかわからない」と思ってしまうかもしれませんので、まずは、テキストや作品事例などを見て、シンプルなものを選んで真似をしてみると良いでしょう。
どんな花が使われているのかがわかれば、調達すべき花材もはっきりしてくるかと思います。
・花器
花器も作品の善し悪しを決める要素となりますので選ぶのにはセンスが必要。こちらも形状や色、大きさ、素材などさまざまな種類があります。
素材やデザインにこだわった高級なものもあるのですが、100均で手に入るものでも十分オシャレにアレンジすることが可能です。
初めてなら一式揃うキットもおすすめ
以上、プリザーブドフラワーに必要な道具や材料をご紹介しましたが、1から揃えるのは結構大変ですので、キットを購入するのもおすすめです。
スクールや通信教育を申し込めば道具が一式もらえる場合もありますので、スクールに通ったり通信教育を受けたりしてプリザーブドフラワーを学ぶ場合は確認してみると良いかと思います。
また、花材や花器選びが大変という方は、あらかじめ完成モデルが決まっていて、必要な材料が一式揃っているキットを選ぶと良いかと思います。説明書が付属しているので、それに従って材料を組み合わせて作品を作っていく、プラモデルのようなイメージです。
最初はこのようなキットを活用して手順やセンスを磨くのも良いですね。
プリザーブドフラワーを楽しむためにも、まずは必要な道具を一通り揃えてみましょう。
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