小型犬のお散歩デビューにぴったりのハーネスリードは?
いつからするといいの?どんなハーネスを使ったらいいの?最初はどうやってお散歩したらいい?など疑問がたくさんわいてくるお散歩デビュー。
まだお散歩したことがないワンちゃんでもハーネスを喜んで装着してくれて、お散歩が楽しくなる方法とお散歩デビューにぴったりのハーネスリードをご紹介いたします。
●お散歩デビューの時期と準備について
社会性を考えて早くから外にお散歩させたいと考える方もいるかもしれませんが、ワクチンの接種が終わってないと犬の感染症などの危険もありますので、焦りすぎる必要はありません。
社会性が身につく期間は生後13週目ごろまでと一般的にはいわれていますので、生後3カ月くらいまでにデビューさせてあげるのがよいようです。
ワクチン接種の2回目が終わった2週間後くらいだとワクチンの抗体も身体の中で作られているので、その頃デビューするかたも多いです。
社会性が身につかないと、何事にも怖がって、見知らぬワンちゃんや人におびえたり吠えたりしてワンちゃんにとってもストレスのたまる日々を過ごさなければいけなくなるので、あまり遅すぎてもいけません。
家の中で過ごす時期からでも少しずつ音などの刺激にならしてあげると、お散歩デビューも必要以上に怖がることなくスムーズにできることでしょう。
ハーネスとリードについても、いきなりお散歩デビューの時に使うのはワンちゃんも戸惑ってしまうこともあります。
ハーネスリードもゆっくりお家で慣らしてあげてからお散歩に出かけましょう。
まずは家の中でハーネスとリードをつけてお部屋やお庭を歩かせてみましょう。最初は慣れないハーネスを嫌がるかもしれません。無理に着させるのではなく、機嫌の良い時に着せてみたり、上手に着ることができたらご褒美をあげるなど、ハーネスに良いイメージをつけてあげてください。
家の中でもリードを付けてあげてお散歩の練習をしてあげると、いざお散歩デビューの時にワンちゃんも戸惑うことなくお散歩できます。
●どんなハーネスリードがいいの?
ハーネスにもいろいろあり飾りが多くて可愛いものもありますが、まだ骨も成長途中で小型犬ですと、あまり装飾の多い重いものはワンちゃんの身体に負担がかかります。初めてのハーネスはシンプルで軽い素材の物を選びましょう。
メッシュ素材のハーネスは軽くて通気性もよいですし、手洗いできるものも多くて便利です。ベルトのハーネスも軽いですし、丈夫なものもありますので最初はそういったものを選ぶとよいですね。
留めるところが多かったりして着脱が難しいと、なかなかじっとしていられないワンちゃんもいます。しつけるのも大事ですが、ワンタッチで簡単に着脱できるようなハーネスはワンちゃんも飼い主さんも余計なストレスがかからないのでおすすめです。
シンプルな8の字ハーネスも身体に負担がかかりませんし、着脱も簡単です。
足を持たれるのが苦手なワンちゃん用にも、足を通さずつけられるものもあります。性格によって選んであげるのもいいですね。
皮膚もまだ弱いので、肌に優しい素材のハーネスも選んであげましょう。サイズも小型犬だと一番小さいサイズでもぶかぶかということもありますので、サイズをきちんと測ってから確認して購入しましょう。
ワンちゃんは小型犬でも最初の1年で成長します。ですので子犬の時はある程度調整出来るハーネスとリードを使うと長く使えるので、調整出来るものがおすすめです。
●お散歩デビューは季節と時間に気をつけて
いよいよお散歩デビュー。
最初から1時間や2時間など長時間お散歩する必要はありません。
外の世界になれることがまず第一なので、最初は5分くらいからはじめてみるのが良いでしょう。
それでも怖がるようでしたら、まずは抱っこやスリングに入れて外の空気に触れさせるだけでもかまいません。
他のワンちゃんや人通りの多くない時間帯からはじめてみると、急にびっくりすることも少ないです。
早くに社会に慣れるワンちゃんもいますし、怖がりで時間をかけてお散歩に慣れていくワンちゃんもいます。性格などきちんとみてあげて、そのワンちゃんに合ったスピードで慣れさせてあげてください。
だんだん慣れてきたら人や他のワンちゃんがいる時間帯も少しずつ慣れさせてあげていってください。
基本的に犬は暑さに弱い動物です。ちょうどお散歩デビューの時期が夏の場合は日中は避けて朝早くか夕方以降の涼しい時間帯を選んでお散歩してあげてください。
寒さにも弱い犬種もあります。そういったワンちゃんは、洋服の上からハーネスをつけてお散歩してあげ、時間帯も日中の暖かい時間帯にしてあげましょう。
子犬の時期は、社会性を身に付けさせる大事な時期。お散歩は社会性を身に付けさせるのに最適です。
ハーネスリードなど準備をきちんとして、飼い主さんもワンちゃんもストレスの無いお散歩デビューしてください。
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