同い年の渡部くん⑩
緊急事態宣言中の渡部さん。
たまに電話をしています。
突然、渡部さんから
「俺の家に来ない?」
と言われました
って書くと、すっごい渡部さんがふしだらな人みたいですが、正直、全く言葉からやましさは感じなかったんです。
IBJは確か相手の家に行くと成婚扱いのはず!
今の所はそういうルールはありません。
「提案して常識を疑われないか不安だけど…
もしりおなちゃんに抵抗が無ければ、うちでピザ見ながら映画を見るってのはどう?
あ!勿論、換気もするし、家まで送り迎えもするから。」
って言われて。
深く考えず、
「おっけー」
って言っちゃった。笑
そこまで配慮してくれるなら…ね。
公共機関にも乗らないし、宅配だし、ステイホームっちゃステイホームでしょ笑
初めてのお家。
仮交際中の方のお家に、単体で行ったのなんて初めてだ!!
というか…
コロナというものがなく、通常通り婚活をしていたなら、絶対そういう提案にはならないよね!って事が最近いっぱい
仮交際中の方の家にお邪魔するのだって、
仮交際中の方の友達とオンラインで対面することだって、
逆に仮交際中なのに当たり前に1ヶ月以上会わない事だって、
全部全部イレギュラー!!!
渡部くんのお家は家賃15万。
内、家賃補助が出ているので、実際はもっと安い金額で住めているみたいだけど、
この辺で一人暮らしの家賃としては、高いです。
築浅で、お部屋に物がなーんにも無かったので、めちゃくちゃ綺麗に感じました
「りおなさん、ミステリー好きだよね?」
「そうだね、どんでん返しがあるやつとか、ラスト10分衝撃の事実!みたいなのに惹かれる。」
「俺も好き好き、そういうの!!」
って事で、
見えない目撃者を見る事にしました。
「映画館見たく、電気消していい?」
って言われて…
イエス、ノー、答える前に電気を消されてしまい…
ドキッ…
とすら心が動かない自分が怖いわ…
実際、ソファに横並び。
外の明るさとは対照的に、なんだかムーディーな室内。
ま、ね。
私、ふっつーに色々平気で断っちゃうタイプなので、仮に手を繋がれても、仮に顔が近付いてこようとも、仮に身を寄せられても、
どーんとこい!
なのだけど…
無意識に彼とは逆側に体重を寄せて映画を見ている自分がいました
※余談ですが、
吉岡里帆ちゃん、演技上手かったんだね!?
想像以上の好演でビックリ
→続く
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