不器用でも愚直に・・・【父の遺言(1)】
今日は久しぶりに、ゆったりした一日が過ごせたので、父の遺言に目を通してみた。
人間力とは
人生を力強く切り拓いて行く能力である。
(父の遺言より)
久しぶりに目を通したこのページだが、僕の言葉など交えず、そのまま書いた方が良さそうだ・・・
何事にも積極的に取り組む意欲があり、人を愛し、つねに上機嫌で、誰からも慕われ、出世など心がけなくても自然と指導的な立場が巡ってくる。たとえ困難に出会っても、粘り強くこれを克服していくことができる。そんな人物こそが、人間力のある人物と言える。
一方で人間力に欠ける人は、自己中心的で、いつも不平不満を持ち、それゆえに不機嫌で、困難から逃れることばかり考え、失敗を他人のせいにする。よって人間関係が良好なはずがない。
最近(ノートには2014年6月と書かれている)では、学校の教育やマスコミの論調も、個人の自由や権利を尊重するあまり、不遇は本人のせいではなく、政治や社会が悪いような雰囲気を作り、未熟な人間を過剰にかばい、責任や義務を問おうとしない。
しかし本来、人間力は誰しも持って生まれていると信じる。
そして人間力は、鍛えることで強靭に育てることができる。それは少なからず、我が子への教育や部下・従業員への教育・育成で体現してきたつもりだ。
甘やかされた環境の中で、要領よく器用に生きることが評価されがちな世の中だが、流行らずとも愚直にそして真摯に生きる道を選んで欲しいと願うものである。
正直、僕は要領がよく器用な方だと思う。
そんな僕のことを見透かしたようにさえ感じる父の遺言の1ページです。
よく、見ていてくれたんだなぁ〜と、改めて感じた。
感謝
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